LCRホンダからMotoGPに参戦している中上貴晶は、来シーズンの身の振り方が注目されているが、現在は興味深いオファーを受けているという。
中上は日本の出光興産がスポンサーについたLCRのシートで、MotoGPクラスに長年参戦してきた。2025年に向けて、中上が残留するのか、それともMoto2の後輩である小椋藍のような他のライダーに交代するのかは常に注目されてきた。
■MotoGP昇格決めた小椋藍「これは夢! 2025年が楽しみ」今後の焦点はMoto2タイトル争いへ
ただここに来て情勢は大きく変化。小椋はホンダ育成としてキャリアを積んできたが、2025年にアプリリア陣営のトラックハウスからMotoGPクラスへ昇格することが決定したのだ。
そして中上のシートには、Moto2参戦中のタイ人ライダー、ソムキアット・チャントラが昇格するのではないかという報道がなされた。
オーストリアGPで今後の選択肢について尋ねられた中上は、細かい内容は明かさなかったがいくつか興味深いオファーを得ているという。なお中上の来季については、テストライダーになるとも、ホンダWSBKで戦うとも噂されている。
「今のところ、詳細はお話できません。ただ僕がひとつ言えることとしては、HRC(ホンダ・レーシング)からとても興味深いオファーを頂いているということです」
中上はそう語る。
「それがどんなモノなのかは言えませんが、興味深いと感じていますし、それを選ぶかもしれません。今は言えませんけどね」
「僕の優先順位は、今の状況を改善することです。それはHRCにとっても、他のライダーにとってもそうでしょう。どのセッションでも最下位という位置に留まってはいられません。ですから、それが優先順位にあります」
なおホンダはオーストリアGPで新しいエンジンを投入する予定だ。中上もこの新エンジンは手に入れられる予定だという。
「そうですね、(新エンジンは)手に入ります。パフォーマンスがどうか様子を見てみましょう。理解を深めたいと思っていますし、新エンジンがどんなポテンシャルを持っているか興味があります」
そして中上は小椋のMotoGPクラス昇格について、ホンダから離れる決断についても意見を訊かれた。
「難しい質問ですね。人それぞれ考えや目標は異なっていますから」
「僕もつい先程ニュースを見たんですが、アプリリアのトラックハウスからのデビューということで、彼は異なるアプローチをとったということです。何もなければホンダ、HRCが普通だとは思いますが、結局のところこれは彼の決断ですから」
「以前も彼はHRCからのオファーがあったと思いますが、最終的に異なるメーカーからのオファーを受け、それに決めたんです。おめでとうと言いたいですし、彼は来年のデビューに値すると思います。日本にとっても良いことです」
「Moto2での今のタイトル争いに向けても、よりシンプルに集中できるんじゃないでしょうか。18ポイント程度の差に彼はつけていたと思いますし、今年のタイトル獲得を期待しています」
Additional reporting from Gerald Dirnbeck
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