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アストンマーティン、伝説のウイスキー蒸留所とコラボした「DBX Bowmore エディション」を発表

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アストンマーティン、伝説のウイスキー蒸留所とコラボした「DBX Bowmore エディション」を発表

Aston Martin DBX Bowmore Edition

アストンマーティン DBX ボウモア エディション

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限定18台・アイラ島の蒸留所への訪問もセットに

アストンマーティンは、伝説的なシングルモルト・ウイスキー蒸留所である「Bowmore(ボウモア)」とのパートナーシップを記念し、「Q by Aston Martin」が手がけたDBXのスペシャルエディションを発表した。

今回発表された「DBX Bowmore エディション」は、英国が誇るふたつのラグジュアリーブランドによるパートナーシップを記念し、究極のパーソナライゼーションサービスを提供する「Q by Aston Martin」によって製作される。わずか18台のみが限定生産され、オーナーはボウモアの蒸留所があるスコットランドのアイラ島を訪問する特別な機会も用意された。

アストンマーティンのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、今回のスペシャルモデルについて次のようにコメントした。

「アストンマーティン DBXは、“Q by Aston Martin”による最高レベルのカスタマイゼーションを行うための完璧なキャンバスです。アストンマーティンとBowmoreの両ブランドは、時代を超えた美しさと永続的なレガシーを生み出すという同じビジョンを共有しています。また、そのレガシーに忠実であると同時に、常に新しい手法を取り入れているという点でも共通点があり、このビジョンがDBX Bowmore エディションにも反映されています」

「DBXのサイドストレーキのインレイには、銅製のウイスキー蒸留器にインスパイアされたストリップが使用され、インテリアには“ボウモア・ツイード”によるアクセントが追加されています。DBX Bowmoreは、“Q by Aston Martin”が製造した非常に美しいリミテッド・エディションです」

ウイスキー蒸留器用の銅を使用したコッパー・インレイ

DBX Bowmoreには「ボウモア・ブルー」と呼ばれる印象的なボディカラーが採用された。このカラーは、アストンマーティンの長い歴史の中で使用されてきたカラーアーカイブの中から「Q by Aston Martin」がこのモデル専用に復活させた。

もちろんカスタマーは、好みに応じて他のボディカラーを選択することも可能だ。例えば、追加の選択肢として提供されるキセノングレーと呼ばれるカラーは、見る角度によって青みがかった色が浮かび上がる魅力的なカラーとなる。

DBXのサイドストレーキには、Bowmoreの長い伝統に敬意を表し、オリジナル・ウイスキー製造用の蒸留器に用いられる銅を使用した、Bowmoreブランドのコッパー・インレイをアクセントとして採用した。

また、オプションのブラック・ブレーキキャリパーは艶消し仕上げのホイールに繊細な印象を与え、アストンマーティン・ウイング・エンブレムとスクリプト、「Q by Aston Martin」のフェンダーエンブレムが、エクステリア全体のエレガントな印象を演出している。

アイラ島を象徴するボウモア・ツイードのアクセント

インテリアは「オブシディアン・モノトーン」か「コッパー・タン・メタリック/オブシディアン・デュオトーンの、いずれかを選択することが可能。どちらのトリムを選択しても、スコットランドのアイラ島を象徴する「ボウモア・ツイード」のアクセントが採用された。

この「ボウモア・ツイード」は、1883年に設立され、毛織物製品で世界的に有名な「Islay Woollen Mill」社によって作成されたもの。その繊細で洗練されたデザインは、ボウモアとアイラ島の自然を反映し、アイラ島のテロワールと湖にヒントを得たコッパー及びブルーのカラーを特徴としている。

研磨仕上げの銅製カップホルダーや、ボウモアの蒸留器からリサイクルされた銅で作られたシルプレートなど、「Q by Aston Martin」による数多くのデザインディテールを採用。さらに、グロスブラックのセンターコンソール・トリムインレイは、特注の手作業による銅箔で飾られている。

さらにボウモア・ツイード・ピクニック・ブランケットやレザー製旅行カバンなど、「Q by Aston Martin」が特別にデザインしたアクセサリーも付属している。

納車イベントに加えてアイラ島での特別な時間を提供

今回、DBX Bowmore エディションを購入した18名のオーナーは、スコットランドで開催され、究極のラグジュアリー体験を提供する「Aston Martin Art of Living」に招待される。

ゲストはエジンバラへと向かい、そこでオーダーしたDBXの特別仕様と対面。その後、壮大なスコットランドの田園地帯を走る約270kmのドライブを楽しみ、ローモンド湖とトロサックス国立公園を訪れてから、アイラ島行きのフェリーに乗り込む。

アイラ島では、贅沢な食事とともに過ごす3日間を提供。その間にIslay Woollen Mill社の訪問や、ボウモア蒸留所のプライベートツアーも行われる。この特別なツアーでは、39年間にわたって熟成されてきた特別なBowmoreシングルモルトを、樽から直接ボトルに詰めるという非常に貴重な機会も提供。さらに、英国王室など、長年にわたって数多くのVIPに最高級のスコッチを提供してきた世界最古の成熟庫「No.1 Vaults(第1貯蔵庫)」への入室も特別に許可される。

今後も続くBowmoreとのコラボレーション

アストンマーティンと、Bowmoreのユニークなパートナーシップでは「Black Bowmore DB5 1964」という名称のシングルモルトが既に生み出されている。このスコッチのボトルは、アストンマーティン DB5の本物のピストンが組み合わせられている。

Bowmoreの親会社であるビームサントリーのスコッチ担当グローバル・マネージング・ディレクターであるフランソワ・バジーニは、今回のコラボレーションについて次のようにコメントした。

「アストンマーティンとのパートナーシップは、エキサイティングで魅力的なコラボレーションとして結実しています。今回、私たちが共に歩む旅の次のステップとして、DBX Bowmore エディションを発表しました」

「この美しいクルマのオーナーの方々をアイラ島の蒸留所に招き、ボウモアと私たちの島が提供するすべてのものを紹介できる日を今から楽しみにしています。私たちは、まったく異なる製品を製造していますが、価値観と情熱は常に一致しています。将来的には、さらにエキサイティングな発表ができると確信しています」

「Q by Aston Martin」によるDBX Bowmore エディションは、現在世界中でオーダーを受付中。カスタマーへの納車は、2021年後半を予定している。

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