国産と外国車、それぞれの特徴と魅力
1980年代、二輪業界は世界中で盛り上がり、とくに日本のバイクはその勢いが圧倒的でした。
【画像】どれもカッコいい! 今回話題に上がった国産バイクと外国車を写真で見る(33枚)
そして日本メーカーのバイクは、品質や技術力の高さで注目を浴び、世界中で人気を集めていたのです。
ところが、近年では日本国内でも海外メーカーのバイクをよく見かけるようになってきました。
SNSでは、「ヤマハ『SR400』が廃盤になったけれど、その代わりにトライアンフやロイヤルエンフィールドのバイクが増えてきた」「ネオレトロじゃない『純クラシック』みたいなバイクは、今や海外の方が多いし魅力的に見える」といった声も見受けられます。
たしかに日本では、排出ガス規制やコストの問題でクラシックバイクが生産終了となるケースが多く、たとえばSR400などの人気車種がその例です。
そして、2021年に廃盤になったSR400や、2017年に廃盤になったカワサキ「エストレヤ」などのクラシックバイクは今でも根強い人気があります。
実際、ある中古バイク店の店員は「SR400やエストレヤの他にも、カワサキ『250TR』やスズキ『ST250』は中古相場がいわゆる『プレ値』になってしまいましたが、それでもお求めになるお客様は多いです」と話します。
しかし、トライアンフやロイヤルエンフィールドなどの海外メーカーは、こうしたバイクを今でも生産し続けています。
実際に、トライアンフ「スピードツイン1200」やロイヤルエンフィールド「クラシック350」など、これらの海外メーカーはクラシックバイクのラインナップが充実しています。
また、クラシックバイクだけでなく、アドベンチャーバイクの分野でも海外メーカーが存在感を増しています。
BMWの「R1300GS」や、スーパースポーツモデルであるドゥカティ「パニガーレ」シリーズなど、ツーリング先などで見かけることが増えてきました。
これらの海外メーカーは、ユニークなデザインや特徴的なエンジンを搭載しており、国産にはない魅力を持つバイクが多いです。
また、海外メーカーのバイクには、その車種にしかない特徴が多く、たとえばドゥカティのLツインエンジンやBMWのボクサーエンジンなど、国産バイクにはない魅力があります。
そのため、こうしたエンジン特性を求めて、海外メーカーのバイクを購入する人も少なくありません。
国産バイクの魅力と維持費の差
しかし、こうした魅力がある一方で、海外メーカーのバイクには明確なデメリットも存在します。
同じ中古バイク店の店員は次のように話します。
「海外メーカーのバイクにおける最大のデメリットは『維持費が高いこと』です。
多くの部品が海外から輸入されるため、パーツ代が高くなり、作りも国産とは異なります。
たとえば、ハーレーはインチ表示の工具を使い、ボルトのサイズも海外基準となっています。
そのため、整備やメンテナンスに手間もかかり、特別な工賃がかかって維持費が高くなりやすいのです」
このように、海外メーカーのバイクを所有すると、特別な事情や背景から工賃などが高くなり、維持費が高くなる傾向にあるといいます。
同店員は続けて話します。
「一方で、国産バイクは国内でパーツが揃うため、維持費が安く抑えられます。
たとえば、ホンダの『レブル250』やスズキの『GSX-S1000』などのモデルは、エンジンが長年改良され、パーツも豊富に流通しています。
このため、国産バイクは基本的に維持費が比較的安く、長年販売し続けているようなモデルなど、車種によってはかなりお得になる傾向があります。
そういった事情があるため、買取価格も国産に比べて海外メーカーのバイクは安くなってしまうのです。
そのため基本的に安さを求めるなら、国産バイクを選ぶ方が無難だといえるでしょう。
しかし、海外メーカーのバイクには、その車種にしかない魅力があり、独特のデザインやエンジン性能を求める方にとっては、選択肢として十分に魅力的な存在です」
※ ※ ※
国産バイクは維持費が安く、安定した買取価格が期待できますが、海外バイクには独自の魅力があります。
どちらを選ぶかは、ライダーの価値観に大きく依存します。
結局のところ、選択肢はライダーの好みや維持費、将来の買取価格など、さまざまな要素を考慮して決めるべきだといえるでしょう。(Peacock Blue K.K.)
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