トヨタ・ランドクルーザープラドがマイナーチェンジ。ランドクルーザー生誕70周年を記念した特別仕様車も設定

トヨタの人気オールラウンダー「ランドクルーザープラド」が一部改良で安全装備を拡充。同時にランドクルーザーの誕生70周年を記念した特別仕様車「TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド”」を発売

　トヨタ自動車は2021年6月1日、ランドクルーザープラドの商品改良を行うとともに、ランドクルーザーの誕生70周年を記念した特別仕様車「TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド（70th ANNIVERSARY LIMITED）”」を設定し、同日より発売した。

車種展開は以下の通り。
[通常モデル]
■2TR-FE（2.7Lガソリン）エンジン搭載車
TX・5名乗り：366万6000円
TX・7名乗り：382万4000円
TX“Lパッケージ”・5名乗り：416万9000円
TX“Lパッケージ”・7名乗り：432万7000円
■1GD-FTV（2.8Lディーゼル）エンジン搭載車
TX・5名乗り：433万円
TX・7名乗り：448万8000円
TX“Lパッケージ”・5名乗り：483万9000円
TX“Lパッケージ”・7名乗り：499万7000円
TZ-G：554万3000円
[特別仕様車TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド”]
■2TR-FE（2.7Lガソリン）エンジン搭載車
TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド”・5名乗り：429万円
TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド”・7名乗り：444万8000円
■1GD-FTV（2.8Lディーゼル）エンジン搭載車
TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド”・5名乗り：496万円
TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド”・7名乗り：511万8000円

　今回の改良は、外装パーツの一部変更や安全装備の拡充などがメインメニューだ。
　まず外装では、TZ-Gに標準、TX“Lパッケージ”にオプションで採用する19インチアルミホイール（7.5J×19）の意匠を新タイプの切削光輝＋ダークグレーメタリック塗装に変更。また、安全装備ではアクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー［パーキングサポートブレーキ（静止物）］を標準で組み込んだ。
　パワートレインについては基本的に従来と共通で、2TR-FE型2693cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン（163ps／25.1kg・m）＋6 Super ECT（スーパーインテリジェント6速AT）と1GD-FTV型2754cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴インタークーラー付ターボディーゼルエンジン（204ps／51.0kg･m）＋6 Super ECTを設定。駆動機構には、マルチテレインセレクトを組み込んだフルタイム4WDシステムを採用している。

　一方、特別仕様車「TX“Lパッケージ・70thアニバーサリーリミテッド”」に関しては、既存のTXグレードをベースに“Lパッケージ”相当の装備を加え、さらにブラックを基調とした外装と、高級感を高めた内装を採用する。

　まず外装では、ブラック塗装のラジエターグリルに漆黒メッキのグリルインナーバー、漆黒メッキのヘッドランプガーニッシュ、ピアノブラック塗装の専用フォグランプベゼル、ピアノブラック塗装の専用ルーフレール、ブラック塗装のサイドターンランプ付オート電動格納式リモコンドアミラー、漆黒メッキのバックドアガーニッシュ、ブラック塗装の7.5J×18アルミホイール（タイヤサイズは265/60R18）を特別装備する。

　そして内装では、サドルタンで仕立てた本革シート／スライド機能付大型フロントアームレスト／ドアトリムオーナメント、サドルタン／本革＋ステッチ付のセンタークラスターサイドニーパッド、シルバー塗装のオーナメントパネルを特別装備した。

　さらに、ディーラーオプションとして“70th ANNIVERSARY”エンブレム（2万3100円）や“70th”“LAND CRUISER PRADO”ロゴ入りフロアマット（5名乗り用3万5200円、7名乗り用4万700円）を用意している。

Comments

ブラックエディションの室内革の色が茶色になっただけ

来年フルモデルチェンジだろ