貴重なカタログで振り返る！ ダッツンZの対抗馬「初代セリカXX」はゴージャスGTだった

夢にまで見る憧れがカタログには詰まっていた

　そして、ドラマが始まった。初代セリカXXのカタログを開くと、そんなコピーがまず目に飛び込んでくる。確かTVCMでも同じコピー（語尾には“始まる”もあった）が使われ、いかにもアメリカン・ドリームを象徴するかのような丘の上の自宅に帰ってくる白いXXが映し出され、妻と2頭の犬がそれを出迎える……そんなシーンに「愛情物語」（1956年のアメリカ映画）のゴージャスなオーケストラアレンジのテーマ曲（原曲はショパンの「ノクターンOp.9-2」）が流れる……そんな構成だった。

Comments

自分が小学校１年生くらいの時親戚の人（また叔父）で当時大学生の人がこのセリカのXXに乗っていた。
角形４灯って表現していた覚えがある。
学生時代かなり無理なバイトしてローンを払って乗っていたらしい。
俺に言ってもよく分からんけど、どうしてもイメージを掴んで欲しかったらしく、この車はクラウンと同じエンジン積んでいるだぜ！！といつも自慢げに言っていた記憶がある。
とても高級な車ということはわかったが、自分には当時ゴキブリのような変な車にしか見えなかった。
でも僕クラウンの方がいい！！とおじさんをいつも凹ませていた。笑
ソアラが出てくるまではトヨタの最上級パーソナルクーペだったんだろうな。

Ｚが硬派な男のイメージだったけど、初代XXはラグジュアリーな車な雰囲気だった。
ベースのセリカと比べて内装がゴージャス？っぽい造りになり、フロントが角４灯でキリッと引き締まった印象になった。
テールレンズも立体的なタイプになっていて高級感があったな。
販売では苦戦していたけど、後に出てくるソアラへと続いていたんだよな。