2022年インディカー・シリーズの第13戦がインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行なわれた。85周のレースで優勝を飾ったのはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)だった。
予選でポールポジションを獲得したのはアロー・マクラーレンSPのフェリックス・ローゼンクヴィスト。ローゼンクヴィストはスタートで首位をキープしたまま1コーナーを抜け、そこにロッシ、そしてスタートを決めたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が続いた。その後方ではウィル・パワー(チーム・ペンスキー)とパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)が接触し、2台は大きくポジションを落とした。
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ダルトン・ケレット(A.J.フォイト・エンタープライズ)のスピンでコーションが出され、6周目にリスタートが切られると、ローゼンクヴィストを交わそうとターン1でアウトにはらんだロッシを、コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)がオーバーテイク。ハータはすぐさまローゼンクヴィストにも仕掛けて首位を座を奪った。
ローゼンクヴィストはポジションを落とし、トップ5はハータ、ロッシ、クリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、スコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)、ローゼンクヴィストという布陣に。レースが10周を過ぎると各車がピットインするようになり、序盤のコーションで既にピットを済ませて燃費走行をしていたオワード、パワー、佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング with RWR)らが一旦は上位を占めることになった。
そんなオワードらが31周目、32周目にピットに入ると、再びハータ、ロッシ、ルンガーという上位のオーダーに。そんな中、35周目にシモン・パジェノー(メイヤー・シャンク・レーシング)がガス欠によりストップしてコーションが出されると、このタイミングでほぼ全車がピットになだれ込んだ。これでハータ、ロッシ、ルンガーの後ろには、燃費セーブの作戦がうまく決めたパワーとジミー・ジョンソン(チップ・ガナッシ)が続いた。
しかし、ドラマはレース折り返しの42周目に起きた。首位を走るハータがターン8の縁石に乗り上げた後、ギヤがスタックしたような異音をさせながらスローダウン。ピットレーン入口でストップしてしまった。
これでトップに立ったロッシは危なげなくレースを展開し、ルンガーを3.5秒後方に従えてトップチェッカー。自身にとっては2019年のロードアメリカ以来となる久々の勝利だった。2位のルンガーだが、彼は昨年のデビュー以来ベストリザルトだ。
最後まで燃費走行を続け、マクログリンをなんとか抑えたパワーが3位。これでポイントでマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)を上回り、ポイントリーダーとして残り4戦に突入することになった。佐藤は最終的に15位だった。
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