フェラーリは2月1日、7度のF1王者であるルイス・ハミルトンが2025年にメルセデスからフェラーリに移籍すると発表した。この電撃移籍は、F1パドックのみならず、モータースポーツ界に衝撃を与えた。
ハミルトンは2012年限りでマクラーレンを離れ、メルセデスに加入。2014年から2020年にかけて6度のタイトルを獲得している。しかし2022年にレギュレーションが変更されてからは、レッドブルが圧倒。ハミルトンは2年間未勝利となっている。
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F1ファンであり、車好きとしても知られるMotoGPライダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、MotoGPのプレシーズンテストが始まる前の1月末にフェラーリのファクトリーがあるマラネロを訪れたという。
創設者エンツォ・フェラーリの息子であるピエロ・フェラーリに案内を受けたクアルタラロは、その時にハミルトンの移籍をほのめかされたのだと明かした。
motorsport.comのインタビューに応じたクアルタラロは「発表の2、3日前にマラネロを訪れていたとき、ピエロ・フェラーリからそれ(ハミルトンのフェラーリ移籍)が示唆されたんだ」と語った。
「でも、そのときはどう解釈していいかわからなかった。公式発表があるまで、その話は信じなかったんだ」
モンスターエナジーがメルセデスとヤマハをサポートしていた関係で、ハミルトンと交流もあるクアルタラロは、ハミルトンがフェラーリに移籍するのは変な感じだと語った。
「マクラーレンでのことは知らないけど、メルセデスのルイスのことはよく知っているよ」
「彼が赤い服を着ているのを見るのは奇妙に感じるだろうね」
クアルタラロとは逆に、ハミルトンも以前からバイクとMotoGPへの愛を繰り返し口にしており、MotoGPのパドックを何度も訪れている。
2019年には、モンスターエナジーのつながりで、ハミルトンとMotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシがお互いのマシンを交換するという特別な試みも行なわれた。
バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで、ハミルトンはヤマハのMotoGPマシンであるYZR-M1に初めて乗り、ロッシはその年にタイトルを獲得したメルセデスW10を操った。
ハミルトンはそれ以来、MotoGPマシンに乗ることはなく、ロッシは2021年限りでMotoGPを引退。現在は四輪レースを戦い、今季はWECなどに参戦する予定だ。
ロッシの他には、ホルヘ・ロレンソもシルバーストンで2014年のメルセデスW05に乗ったことがある。クアルタラロも2022年にメルセデスのF1マシンをドライブする話が持ち上がっていたが、これは実現しなかった。
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