アルファロメオ・ザウバーのフレッド・バスール代表は、もしキミ・ライコネンがフェラーリを離れ、ザウバーに戻ってきたとしてもチームにはうまくフィットすると考えている。
今季、何度も印象的な走りを見せてきたザウバーのシャルル・ルクレール。フェラーリが来季から彼をドライバーに起用するかどうかが注目されている。
ベッテル、「ルクレールはフェラーリへの移籍を急ぐ必要はない」と主張。ルクレール本人も噂話に注意払わず
フェラーリがセバスチャン・ベッテルの来季チームメイトにライコネンではなくルクレールを選択し、ライコネンが現役続行を望む場合、フェラーリファミリーにライコネンを留めておくため、F1デビューの際に所属していたザウバーのシートが彼に割り当てられる可能性がある。
フェラーリは、アルファロメオとの提携で事実上姉妹チームとなったザウバーのドライバー2人のうち、片方の任命権を握っていると考えれられているのだ。
元チャンピオンであるライコネンを起用した場合、チームにかなりのプレッシャーがかかるのではないかと尋ねられたバスールは、それを否定し能力が全てだと語った。
「私は気にしない。マシンに乗せるのにベストなドライバーが欲しいんだ。それがチームにとって最も重要であり、パフォーマンスを犠牲にすることはない」
「何も勝ち取っていないドライバーよりも、チャンピオンを獲得したドライバーの方がはるかに良い」
「ただパフォーマンスに集中している。私にとって大事なのは、来年と今後に向けてベストなラインアップを持つことだ」
バスールは、ドライバー決定をする上で特別なアプローチはしないと述べた。
「正直に言って、それは良いアプローチではないだろう。私にとって重要なのは、ドライバー選択をする上で共通のアプローチをすることであり、15年前にF3で私とともに走っていたかや10年前にザウバーにいたことがあるかどうかは関係がない」
ライコネン以外のフェラーリ・ドライバー候補としては、アントニオ・ジョビナッツィが挙げられる。2016年のGP2(現F2)でピエール・ガスリーとタイトルを争った彼はフェラーリに見出され、ドイツGPではマーカス・エリクソンに代わってFP1に出走した。
バスールは、彼がルクレールの後任として理に適った候補であり、良いチャンスがあると認めた。
「アントニオが我々に関与したいと思っているのを、誇りに感じる。間違いなく、彼もリストに載っているだろう」
「我々は何回か、FP1で彼を乗せるつもりだ。おそらく彼のことを知り、お互いのことを理解する上で最良の方法だ」
「昨年、シャルルとも同じことをしていた。それが、コラボレーションの第一歩だった」
バスールは、ドライバーを選択する上でフェラーリの役割が絶対的ではないと述べた。
「フェラーリと話し合うつもりだ。それは権利の問題ではない」
「我々は別々のリストを持っているわけではない。アルファロメオのことを考えれば、チームにとって最も重要なのはパフォーマンスであり、チームの今後にとってベストな2人を選ばなければならない」
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