快適クルーズをお手頃な価格で
毎月何千kmも走るのであれば、信頼性に欠ける古いクルマに乗り換えることは躊躇してしまうかもしれない。
しかし、適切な中古車を選べば、コンパクトカー並みの価格で快適かつ広々とした「快速」車両を手に入れることができる。
編集部おすすめの10台を紹介する。
サーブ9-5(2007~2010年)
新車時の注目度は決して高くはなかったが、快適なシートの恩恵もあって、長距離クルーザーとしては優れている。
時間とともに(そしてサーブの終焉とともに)、スタイリッシュな中古セダンに生まれ変わり、今でもリラックスして走れる良い相棒となるはずだ。ただし、できればディーゼル車は避けたほうがいい。
フォルクスワーゲン・パサート(2005~2009年)
6代目パサートは、コストを抑えながら洗練されたクルージングを楽しみたい人にとって、隠れた宝石と言える1台である。
よく手入れされた個体も少なくないし、ハイスペック仕様には最新モデルに恥じない豪華装備が搭載されている。
2.0L TDIは23km/lの低燃費を発揮するが、質素なものより速さを求めるなら、V6 R36を探そう。
メルセデス・ベンツE 350 CDI(2009~2015年)
W212世代のメルセデス・ベンツEクラスは、初期のW211よりもはるかに信頼性が高く、筋肉質な6気筒ディーゼルは後の欧州における排ガス規制エリア(ULEZ)にも対応している。
また、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレなどボディタイプも多様で、いずれも燃費に優れている。ハイスペックなモデルは探してみる価値がある。
アウディA8 4.2 TDi(2005~2009年)
A8のディーゼル車には3.0L V6が採用されており、俊敏性には若干のストレスを伴うが、4.0LのV8なら苦労することはない。2005年にはより逞しい4.2Lにアップグレードされ、最高出力326ps、最大トルク66kg-m、燃費16.6km/l、0-100km/h加速5.9秒という性能を発揮するようになった。
この時代には頼りがいのあるディーゼル車がたくさんあったが、V8 TDIは四輪駆動のクワトロシステムにより、滑りやすいコンディションでも優れた能力を発揮する。雨に濡れた高速道路を快適に攻略するのにこれほど適したクルマはないだろう。今のうちに楽しんでおこう。
レンジローバーV8スーパーチャージャー(2005~2011年)
ガソリンが1Lあたり170円台になろうとも、レンジローバー、特に後期のV8スーパーチャージャーを愛さないわけにはいかない。ランニングコストに耐えられれば、この上ない価値を提供してくれる。
レクサスLS 600H(2006~2017年)
レクサスのハイブリッド高級セダンLS 600H。発売されるやいなや企業の取締役がディーラーに列をなした。
EVモードでゆっくり走行しているときはほぼ無音だが、5.0L V8が始動すると少しうるさくなる。最新モデルの基準からすると、電動パワートレインにはやや粗さを感じるかもしれない。
パーキングアシストなどの運転支援技術も複数盛り込まれている。レクサスであることから、それらの多くはまだまだ十分に機能するだろうし、走行距離が伸びても優雅に走り続けるはずだ。
ボルボXC90 D5(2015年~現在)
大型のボルボは落ち着きのあるクルーザーであり、広々として設備の整った現行XC90は非常に優れた1台である。
ハイブリッド車はクリーンで燃費もいいが、D5ディーゼルはスピード感があり、よりリラックスしながら長距離を移動できる。初期のガソリンモデルも、手頃な価格になってきている。
ジャガーXJR(2010~2019年)
XJの生産終了はただただ嘆かわしいが、最終のX351世代の価格は魅力的な領域に落ちてきている。
スーパーチャージャー搭載のXJRはやや高く販売されているが、ハイパフォーマンスをらくらく発揮するスーパーサルーンとして心惹かれるし、内外装も洗練されている。
テスラ・モデルS(2012年~現在)
EVの普及に関して言えば、テスラは他の自動車メーカーに大きな差をつけた。中古でも同じで、ゆったりとクルージングを楽しめるモデルSの初期型が多く出ている。
さらに、初期型の中にはテスラの充電ネットワーク「スーパーチャージャー」を無料で使用できるものもある。その設置数は十分ではないかもしれないが、ランニングコストを抑えられるのは魅力的だ。
ロールス・ロイス・ファントム(2003~2017年)
BMWの庇護の元で作られた新世代のロールス・ロイス・ファントムは、目を見張るほどよく熟成されている。
以前のロールス・ロイスよりはるかに頑丈で、それでもランニングコストは大きいが、価格は落ち着いているため痛みは十分穏やかだ。
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