アストンマーチンは4月17日(金)に、新たな資金調達に関する出資元に、メルセデスF1のチーム代表であるトト・ウルフが率いるErsteAM Ltdからの投資が含まれていることを明かした。
当初ウルフは、アストンマーチン株の4.77%を保持していた。しかし、新株発行などによって資金調達が行なわれたことで、ウルフの持ち株の割合は全体の0.95%に希釈されてしまっていた。
■トト・ウルフ、アストンマーチンの株式を購入も、メルセデスF1の代表職は継続濃厚
アストンマーチンに投資するという決定は、ウルフが個人的に行なったもの。しかしメルセデスの親会社であるダイムラーの賛同を得て実施されたものであるという。またウルフは、アストンマーチンへの投資後も、引き続きメルセデスF1のチーム代表を務め続けていくと主張している。
アストンマーチンのエクゼクティブ・チェアマンであり、F1ドライバーのランス・ストロールの父親でもあるローレンス・ストロールは、今回の資金調達の問題が解決したことにより、将来について強い気持ちを持つことに繋がったと語った。
「会社に対する我々の野心は意義深く、明確であり、そして成功への決意によってのみ一致している」
そうストロールは語った。
「(新株発行の)権利問題と、私とコンソーシアムの共同投資家たちの投資は、このビジネスの経済的な安定性と信頼感を支えてきた」
「我々は今では、アストンマーチンが世界の中でも卓越した高級車ブランドのひとつになることを可能にする、エンジニアリングとマーケティングのためのプログラムに集中することができる」
新型コロナウイルスの感染拡大により、アストンマーチンの自動車生産は中断されている。そのためストロールは、今後数ヵ月は事業の再建に充てる必要があると語る。
しかしストロールは、2021年までには状況は改善され、アストンマーチンのワークスチームが、”非常に競争力のある”チームとしてF1のグリッドに登場することになるだろうと確信しているという。
「最初の年に我々は、このビジネスをリセットする」
そうストロールは説明し、新しいSUVであるDBXの生産を開始することが最初に焦点を当てるべきことだと語った。
「今後数ヵ月で世界が新型コロナウイルスのパンデミックから脱却し始めたら、販売数を増やすためにマーケティング活動を活性化し始める」
「2021年にアストンマーチンは、非常に競争力のあるワークスチームとして、60年ぶりにF1に復帰する。これによりブランドを強化し、世界中のお客様やパートナーと交流するための、重要なグローバル・マーケティングのプラットフォームが実現する」
なおストロールによれば、アストンマーチンが現在、多数の非常勤取締役を任命することを検討しているという。
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