F1カナダGP終盤、ランド・ノリス(マクラーレン)の前を走るエステバン・オコンのアルピーヌ『A523』にはリヤウイングが左右に激しく揺れる症状が発生していた。結果として、オコンはそのままチェッカーを受けて8位入賞を果たしたものの、これについてマクラーレンのアンドレア・ステラ代表は、さらなる議論を求めている。
レース中、オコンを追走するノリスはこの問題について触れ、ウイングが脱落するのを恐れて「ストレートで身を屈めていた」と明かした。
■アルピーヌF1のリヤウイングが左右にユラユラ……カナダGPでライバルから危険性指摘も「大丈夫だと確信していた」とチーム代表
一方でアルピーヌのオットマー・サフナウアー代表はレース後、チームのエンジニアが致命的な損傷が発生するリスクはないと判断していたと語っている。
「異常だった」
ステラはレース直後にそう口にし、マクラーレンのマシンに同様のトラブルが発生したら、おそらくピットへ呼び戻していただろうと語った。
「自分たちのマシンの構造を知っておく必要がある。そして何が問題かを見極める必要がある」
「そしてこう考える必要がある。『自分ならマシンとパーツをこの状態で走らせただろうか?』とね。その答えはノーだ」
「チームによって解釈の仕方は異なるだろうが、ここでは責任感が問われることになる」
「FIAのデレゲートかレースディレクターが単純に危険と考えるのが妥当だと判断すれば、介入してくれるといいね」
「彼らがどれだけ安全な状況かと考えていたのか、我々は必ず質問するつもりだ」
ただオコンのマシンはレース後の車検に合格しており、FIAからは問題ナシという判断が下っていることとなる。
ピットでの修理を指示する「ブラック&オレンジフラッグ」の適用について話題となったのは2020年。適用される頻度の高さに不安を覚えた各チームが使用の低減を求めていたのだ。
FIAはそれ以来、ダメージを受けたマシンでレースを続行しても安全かどうかの判断はチーム側に任せている。
マシンの状態によってはペナルティが科されるものの、F1チームはFIAよりも自らのマシン構造を良く理解しているとして、全チームがブラック&オレンジフラッグ適用の緩和を支持していた。
しかしステラは、次回行なわれるFIAのF1競技諮問委員会にて、このような安全性にまつわる問題の判断が常にチームの手に委ねられるべきなのか、今後の利害対立の可能性を視野にさらなる議論を行なうべきだと考えている。
「マシンをリタイアさせるか、あるいはそのまま走らせるかはチームが決めることだ」とステラは続ける。
「チームは競争に参加している以上、関係者全員の安全と結果の最大化について、利害は対立するモノだ」
「この議題はもっと時間をかけて話し合われるべきモノだ。次の競技諮問委員会では、この議題が取り上げられることだろう」
「ランドは何度か、リヤウイングがぐらついているマシンを追いかけるのは嫌だと言っていた。何も起こっていないようだが、(ウイングが破損し)当たっていた可能性もある」
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