3月22日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催されたNLSニュルブルクリンク耐久シリーズの2025年第1戦にて、SP9 PROクラスに参戦するファルケンモータースポーツの3号車ポルシェ911 GT3Rが総合優勝を飾った。また、SP8Tクラス、AT2クラス、AT3クラスにおいてもファルケンタイヤ装着車がクラス優勝を飾っている。
住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパは、2025年もファルケンモータースポーツとして2台のポルシェ911 GT3RをNLSに投入。昨年NLS Speed-Trophy部門で初のシリーズチャンピオンを獲得したファルケンモータースポーツだったが、開幕戦の予選はドライコンディションのなか、アクシデントやそれに伴う長い速度制限の影響を受けて3号車が15番手、4号車が11番手と後方に沈むことに。
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ただ、4時間の決勝スタート直前からニュルブルクリンクに猛烈な雨が降り注ぎ、路面はウエットに激変。これでフェルケンポルシェの2台もウエットタイヤでスタートを迎えたが、スタートから1周を経てドライタイヤへ交換する。この判断と、ダンプコンディションでも安定した走りをキープしたことが功を奏し、スタートから2時間を過ぎたころには3号車がトップ、4号車が2番手と、フェルケンポルシェがワンツー体制を築くことに。
そのまま2台のフェルケンポルシェはワンツーをキープし、3位以下に1分以上のギャップを築いてチェッカー。NLS開幕戦を総合優勝かつワン・ツー・フィニッシュという最高のかたちで終えることになった。
また、ファルケンタイヤヨーロッパはファルケンモータースポーツ以外のチームにもタイヤを供給。AT3クラスでは元ドイツ代表のサッカー選手マックス・クルーゼが率いるマックス・クルーゼ・レーシングの333号車、76号車、819号車がワン・ツー・スリー・フィニッシュ。AT2クラスもマックス・クルーゼ・レーシングの644号車ポルシェ992 GT3カップが優勝。加えてSP8Tクラスに参戦するチーム・ビルシュタイン・バイ・ブラックファルコンの150号車BMW M4 GT4 EVOが後続に6分以上の大差をつけてクラス優勝を果たしている。
計4クラスで勝利をあげたファルケン、6月に開催されるニュルブルクリンク24時間レースに向けて幸先のいいシーズン開幕となっただろう。
なお、住友ゴム工業は3月31日発行のプレスリリースにて「当社ではモータースポーツ活動を研究開発の場として位置づけています。ファルケンモータースポーツチームと協業し、自動車の車輪速解析技術をベースとする独自のセンサーレスのセンシング技術『センシングコア』を、ニュルブルクリンクで行われるレースに投入しています。現在は、レース中のスローパンクのタイヤトラブルを早期に検知するシステムの開発を進めています」としており、モータースポーツ活動を通じた開発、新技術のさらなる発展にも期待したいところだ。
[オートスポーツweb 2025年03月31日]
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