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【MotoGP】連続表彰台のマルケス「チャンピオン争いにはまだ”何か”が足りない」ドゥカティでの課題は初日からの一貫性?

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【MotoGP】連続表彰台のマルケス「チャンピオン争いにはまだ”何か”が足りない」ドゥカティでの課題は初日からの一貫性?

 MotoGP第5戦フランスGPを終えてランキング3位につけるマルク・マルケス(グレシーニ)だが、2024年にタイトル争いをするためにはまだ何かが足りていないという。

 マルケスは今シーズンからドゥカティ陣営のグレシーニへと移籍し、ドゥカティのMotoGPマシンへの適応を急速に進めてきた。

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 第4戦スペインGPでは優勝争いを演じた末に2位となり、第5戦フランスGPでは予選13番手に沈んだものの、追い上げを見せてスプリントレースと決勝レースで共に2位を獲得。連続表彰台と好調ぶりを見せている。

 この結果、マルケスはフランスGP終了時点でランキング3位へと浮上。首位のホルヘ・マルティン(プラマック)からは40ポイント差で、十分にタイトル争いの可能性があるポジションにつけた。

 ランキング2位のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、今シーズンのタイトル争いがこのトップ3によって展開していくだろうとも示唆している。

 しかしマルケスとしては、まだタイトル争いに加わっていくには足りていない“何か”があると感じているようだ。

「ただ楽しんでいるんだ。僕の顔を見れば分かるだろう」

 マルケスはMotoGPのAfter the Flagに対してそう語った。

「ボックス内での僕たちの様子はみんな分かっているだろうけど、雰囲気はリラックスしたものだ」

「(フランスGPで)13番手からスタートしたけど、パニックにはなっていなかった。それにチャンピオンシップを争うためには、マルティンやペッコのようなレベルに達する必要があることは分かっているんだ」

「彼らは全てのプラクティスでトップ付近のポジションにつけている。僕らはまだ……例えば今週末も金曜午後には学ぶ所があった」

「(バイクのセットアップで)間違った方向を選んでしまっていたんだ。それで僕らは将来に向けて学びを得た。ただ、チャンピオンシップを争うためには、僕らはまだ何かが足りていなくて、それを理解する必要がある」

「でも、僕としてはドゥカティ勢のトップライダーふたりと争えて、すごく嬉しいよ」

 ドゥカティは2025年にバニャイヤのチームメイトとなるライダーを近々決定する予定だ。候補のひとりであるマルケスは調子を上げているが、彼は2025年に向けて求めているのはファクトリーバイクであり、そのためならどのチームでも構わないと示唆した。

「この決断を下したとき、僕はドゥカティが最も強いバイクだと分かっていた」

 マルケスはSkyイタリアにそう語る。

「僕は最強のバイクでレースをすることを決めた。僕はもう終わったのか、そうではないのか自分ですら疑問があったから、その力を確かめることにしたんだ」

「今、僕には競争力がある。だからこそ、来年はもちろん最新のモノを手に入れたいし、どのバイク、どの色、どのブランドでも挑戦したいと思っている」

「世界チャンピオンを目指して戦うためには、もっとチャンスが必要なんだ。でも僕には明確な考えがある」

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