ホンダ・モトコンポの現代版 電動スクーター
1980年代初頭、ホンダ・シティと同時に発表されたホンダ・モトコンポをご記憶の読者もいらっしゃるだろう。小さなハッチバックの荷室へ、折りたたんで搭載できた原付バイクだった。
【画像】真四角に折り畳める電動スクーター ホンダ・モトコンパクト バッテリーEVのホンダeとe:Nyも 全58枚
それをオマージュし、ホンダは電動スクーターのモトコンパクトを発表した。同社によれば、乗って楽しい、クルマから降りた「最初と最後の1マイル」の足となるソリューションだとしている。駆動用バッテリーでの航続距離は、19.3kmがうたわれる。
写真の通り、コンパクトでスクエアなデザインが特徴。車重は18.7kgと電動スクーターとしては軽量で、折りたたむとグラブハンドルを掴んで移動でき、スタッキングにも対応する。公共交通機関に持ち込むことが可能で、狭い場所での収納にも有利となる。
ゼロ・エミッションのモトコンパクトは、現代の都市部でのパーソナル・モビリティのために設計された。CO2の排出量を削減しながら、優れた利便性を提供すると、ホンダは主張する。
最高速度は24km/h。アメリカの電圧110Vのコンセントへ繋げば、3時間半で満充電が可能だという。
北米では2023年11月から、ホンダとアキュラのディーラーで発売される。価格は995ドル(約14万7000円)だそうだ。
まったく新しい電動SUVと同時に発売
アメリカン・ホンダ・モーター社の研究開発事業部を率いるジェーン・ナカガワ氏は、次のようにコメントしている。「モトコンパクトは、ホンダらしいユニークな製品です。本格的な電動化戦略における、楽しく、革新的で予期せぬ一面といえます」
「モトコンパクトは、まったく新しい電動SUVと同時に発売されます。お客様のゼロ・エミッション移動を支援することで、弊社のカーボンニュートラルの目標にも近づくことができます」
ライダーの快適性と利便性を念頭にデザインされ、市街地や広い大学キャンパスでの移動に適すると、ホンダは主張する。シートには柔らかいクッションが内蔵され、安全なグリップ、デジタルスピードメーター、キャリーハンドルなどを備える。
携帯アプリがリリースされ、ブルートゥースを介してライトや走行モードなどの設定が可能。ボディには小さな収納も用意され、搭載できる充電器も付いてくる。
フラットでシンプルなボディは、ステッカーなどによるカスタマイズも念頭にされたという。ヘルメットやバックパックなど、モトコンパクト・ブランドでのアクセサリー展開も予定されている。
安全性や耐久性、セキュリティにも配慮
開発プロジェクトを率いたホンダのニック・ジラルド氏は、「モトコンパクトは使いやすく、乗るのが楽しいだけでなく、安全性や耐久性、セキュリティにも配慮して設計されています」。と説明する。
「フレームとホイールは、熱処理が施された強固なアルミ製です。ヘッドライトとテールライトはLEDで、サイドリフレクターも装備しています。キックスタンドには、一般的なワイヤーロックなどに対応するロックループも備わります」
ホンダは、2050年までに環境負荷をゼロにするという世界的な目標を設定。カーボンニュートラルの実現、100%の再生可能エネルギーの利用、100%持続可能な素材を製品に利用し、繰り返しリサイクルすることなど、具体的な取り組みを掲げている。
2040年までに、全世界で販売するホンダ車のすべてを、バッテリーEVか燃料電池車へ切り替えるという目標も進行中だ。
ホンダ・モトコンパクト(北米仕様)のスペック
北米価格:995ドル(約14万7000円)
全長:967mm(741mm/折りたたみ時)
全幅:436mm(94mm/折りたたみ時)
全高:889mm(356mm/折りたたみ時)
最高速度:24km/h
0-100km/h加速:−秒
航続距離:19.3km
電費:−km/kWh
CO2排出量:−
車両重量:18.7kg
パワートレイン:永久磁石モーター
バッテリー:6.8Ah
最高出力:490W
最大トルク:1.6kg-m
ギアボックス:ダイレクトドライブ
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