メルセデス・ベンツのポスターや看板 ファン必見？ オークションに出品

もくじ

ー ファン必見のコレクション
ー 貴重なコレクションを次の世代へ

ファン必見のコレクション

あの有名なスチュワート・インバーの160以上あるコレクションが、オークションに出品される。そのうち40以上はメルセデス・ベンツファン必見のアイテムだ。

インバーは「Themed Garages」という会社を経営。13年間、グッドウッド・リバイバルなどのイベントでブースの設営などを担当してきた会社で、英国一の自動車関連のコレクションを持つ会社とも言われている。

昨年4月に彼はシェフィンズのオークションでコレクションのいくつかを売却。そしてこの度、また同じシェフィンズにて追加で様々なコレクションを放出することになった。今回はメルセデス要素が非常に高いという。

「メルセデス・ベンツ愛好家、そして元メルセデス・ベンツオーナーとして、わたしは様々なコレクションを集めてきました。それらはきっとやメルセデスのファンなら誰もが興味を持つものでしょう」と彼は語る。

彼は「コレクションは43年以上集め続けてきたもので、かなりの数に膨れ上がったため、新しいコレクターたちに引き継いでもらいたいと考えました」と、コレクションへの情熱を語る。

これらのコレクションはメルセデス・ベンツの80年以上にも及ぶ歴史を象徴するようなものたちだ。店舗用の看板やポスター、ノベルティ、おもちゃなど、そのコレクションは多岐にわたる。

貴重なコレクションを次の世代へ

特に注目すべきなのは、このブルーネオン光るメルセデス・ベンツの看板で、1960年代に使用されていたものだそうだ。完動品で、予想落札価格は5000ポンド（71万6000円）から6000ポンド（85万9000円）となる。

1970年代に使用されたアクリル製のディーラー用看板や、戦前に使用されたエナメル製の看板なども必見だ。双方とも予想落札価格は2500ポンド（35万8000円）から3000ポンド（42万9000円）となっている。

今回のメルセデスコレクション全体の総額は1万8000ポンド（257万円）から20000ポンド（286万円）になるとみられる。

もちろん、メルセデス関連以外の出品もある。例えば、1920年代に使われていたモーリス・コマーシャル（モーリスの商用車部門）の光る看板なども今回のオークションで出品される。

こちらも完動品で、4000ポンド（57万2000円）から5000ポンド（71万6000円）の予想落札価格がついている。これとは別に、より新しい1930年代の光る看板も出品されている。

「スチュワートは英国随一の素晴らしい自動車関係のコレクションを保有していることで有名です」とシェフィンズの責任者、ジェレミー・カーゾンは語る。

「様々なグッズを今回出品することによって、ファンや愛好家たちは今まで目にしたことがなかったようなレアなものも手に入れる機会となるでしょう」と、今回のオークションに期待を寄せている。

シェフィンズ・ケンブリッジ・ヴィンテージ・セールは2019年4月27日に開催。詳細はシェフィンズ公式サイトまで。