8月13~14日に韓国ソウルで開催された2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”第15&16戦のソウルE-Prix。レース後には自身初のフォーミュラEチャンピオンを獲得したストフェル・バンドーン(メルセデスEQフォーミュラEチーム)が今の気持ちをフォーミュラE公式サイトに語っている。
バンドーンはまず「4年前にメルセデスからこの旅を始めたとき、世界選手権を戦うためのツールを手に入れることができると確信していた」と話した。
バンドーンがフォーミュラEシーズン8王者に決定。メルセデスEQはチームタイトルも獲得し2年連続の2冠を達成
「メルセデスでの最後のレースということで、今日はとても感動的な1日だった。僕らが歩んできた道のりは、最初のころの困難な時期もそうだし、成功したこともそうだし、素晴らしい思い出がたくさんある。今日のようなかたちでゴールできたこと、世界チャンピオン、僕自身、そしてチームのみんなを誇りに思っている」
2016年には日本の全日本スーパーフォーミュラ選手権にダンディライアンから参戦しシリーズランキング4位にも輝いているバンドーンは、翌年からマクラーレン・ホンダでF1でも戦い、後にメルセデスEQのワークスチームとしてフル参戦することになるHWAレーシングラボから2018/2019年シーズン5にフォーミュラEデビューを果たす。
そんなバンドーンが所属するメルセデスEQは今季シーズン8をもってフォーミュラEの参戦終了を発表している。昨シーズンとなるシーズン7ではチームメイトのニック・デ・フリースがチャンピオンを獲得し、そして今季シーズン8ではバンドーンがシリーズの頂点に立ったメルセデスEQは、2年連続でチームタイトルも獲得している有力チームだ。
バンドーンは「メルセデスのようなメーカーは、参戦するすべてのレースで圧倒的な強さを発揮するけど、フォーミュラEはそれとは違う」とシーズンを振り返った。
「信じられないような1年だった。第1戦でポールポジションと2位を獲得し、第2戦ではより困難な状況に陥ったが、素晴らしいカムバックを経験することができた。そして再びポールを獲得し、ローマではふたつの好成績を残すことができた。その後、ミッチ(エバンス/ジャガーTCSレーシング)も調子を上げてきたけど、第6戦モナコで僕らの時代が来たんだ」
「モナコで優勝できたことはとても誇りに思う。モナコは誰もが勝ちたいと思うレースのひとつだし、誰もが経歴に残したいと思うだろう。だからモナコでの勝利はとても誇りに思っている。それからは、常に上位で予選を通過して安定した走りを続けたけれど、もっと難しい状況でも挽回することができた」
タイトルを争うライバルたちが年間複数勝を挙げているのに対し、バンドーンは今季モナコでの1勝のみ。しかし、続く第7戦ベルリンでチャンピオン獲得を確信したとバンドーンは続ける。
「第7戦ベルリンでは、1周目に12番手まで後退てしまったけど、そこから数周後には優勝争いに加わっていた。あの瞬間がチャンピオンシップを決めたんだ」
見事に今季のワールドチャンピオンに輝いたバンドーンだが、メルセデスEQの参戦終了により来季のシートはまだ確定していない。そのことを最後に問われたバンドーンは、「この瞬間を少し楽しんで、来年はまた強くなって戻ってくるよ」と語った。
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