現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > WRT、WECとGTWCヨーロッパの参戦ドライバーラインアップを発表。ロッシは2シリーズ参戦

ここから本文です

WRT、WECとGTWCヨーロッパの参戦ドライバーラインアップを発表。ロッシは2シリーズ参戦

掲載
WRT、WECとGTWCヨーロッパの参戦ドライバーラインアップを発表。ロッシは2シリーズ参戦

 2月2日、ベルギーのチームWRTは、チームのファミリー、パートナー、ドライバー、ゲストら220人を集めてスパでチーム伝統のウインターパーティを開催し、2023年の各シリーズでの成功を祝うとともに、2024年のレースプログラムと、参戦ドライバーラインアップを発表した。

 WEC、さらにGTワールドチャレンジ・ヨーロッパなど、さまざまなレースで数多くの勝利を獲得してきたWRTは、2023年からBMWモータースポーツの中心的な存在となり、2024年はWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスにBMW MハイブリッドV8、LMGT3クラスにBMW M4 GT3を投入する。また、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパにも継続してM4 GT3で臨む。

WECデビューを飾るBMW MハイブリッドV8のドライバー6名が確定「望んでいた挑戦」とマルチェッロ

 そんな2024年に向け、チームの共同CEOを務めるヴァンサン・ボッセは「2024年はチームの歴史の節目になるだろう。このエキサイティングな旅に出るにあたり、たくさんの思いが私の中に浮かんできた」と語った。

「WEC、そしてル・マンで総合優勝を争うことは、チーム、そして私にとっても目標だった。いまその夢が叶う。おそらく耐久レースの歴史上最も激しくなるであろう戦いにハイパーカーで参戦し、BMWというブランドのカラーを守ることは、それ自体がすでに成果とも言えるが、この挑戦で我々は成功したいと考えている」

 そんなシーズンに向け、チームはWEC、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパの体制を発表した。まずWECのハイパーカーでは、15号車がメルセデスから移籍したラファエル・マルチェッロ、そしてドリス・ファントール、マルコ・ウィットマンという3人が乗り込む。一方20号車はロビン・フラインスがレネ・ラストとシェルドン・ファン・デル・リンデと組むことになった。

 一方、LMGT3では31号車がアウグスト・ファーフスを中心にLMP2から移るショーン・ゲラエル、新たに起用するダレン・レオンという3人を起用する。また46号車は、WEC初参戦となる二輪元ワールドチャンピオンのバレンティーノ・ロッシ、そしてマキシム・マルタン、アーメド・アル・ハーティという3人が組む。

 またチームはGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの参戦体制も発表した。エンデュランスカップは3台体制で、プロクラスはファン・デル・リンデ/ファントール/シャルル・ワーツが32号車に。46号車はマルタン/ロッシ/マルチェッロという組み合わせとなった。ブロンズクラスの30号車にはアル・ハーティ、サム・デ・ハーン、イェンス・クリングマンというメンバーが乗り込む。

 スプリントカップでは、ファントール/ワーツ組が32号車、30号車はシルバークラスで、デ・ハーンとカラン・ウイリアムズ、31号車は今後アナウンスされる。また、4台目としてロッシ/マルタン組がブランズハッチとミサノに参戦する。

2024年WRT ドライバーラインアップ
FIA WEC/ハイパーカー(BMW MチームWRT)
#15:ラファエル・マルチェッロ/ドリス・ファントール/マルコ・ウィットマン
#20:ロビン・フラインス/レネ・ラスト/シェルドン・ファン・デル・リンデ

FIA WEC/LMGT3(チームWRT)
#31:アウグスト・ファーフス/ショーン・ゲラエル/ダレン・レオン
#46:アーメド・アル・ハーティ/マキシム・マルタン/バレンティーノ・ロッシ

GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ
エンデュランスカップ(チームWRT)
#30:アーメド・アル・ハーティ/サム・デ・ハーン/イェンス・クリングマン
#32:シェルドン・ファン・デル・リンデ/ドリス・ファントール/シャルル・ワーツ
#46:ラファエル・マルチェッロ/マキシム・マルタン/バレンティーノ・ロッシ

GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ
スプリントカップ(チームWRT)
#30:サム・デ・ハーン/カラン・ウイリアムズ
#31:TBC/TBC
#32:ドリス・ファントール/シャルル・ワーツ
#46:マキシム・マルタン/バレンティーノ・ロッシ(2戦のみ)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村