F1ブラジルGPの決勝レースを、マクラーレンのカルロス・サインツJr.は4番手でフィニッシュした。しかし3番手でフィニッシュしていたメルセデスのルイス・ハミルトンが、レース終盤のアレクサンダー・アルボン(レッドブル)との接触の責任を問われて5秒のタイム加算ペナルティを受けたことで、サインツJr.は3位に昇格することになった。
ただ詳細な情報は明らかにされていないものの、イエローフラッグが振られている中、複数のチームがDRSを使ったと疑われたようだ。これにはマクラーレンも含まれており、FIAはチームに対して、データの提出を要求した。この裁定次第ではさらに順位が変更される可能性もあったが、結局サインツJr.はトロフィーを手にすることになった。
「表彰台だ! レース後にそこに立てなかったのはちょっと残念だったけど、それでもとても満足している」とサインツJr.は語った。
「今日のレースは信じられないようなモノだった。1ストップの戦略は難しかったが、それが報われた。チームみんなにおめでとうと言いたい!」
この表彰台はサインツJr.にとって初の表彰台であると共に、マクラーレンにとっても2014年の開幕戦オーストラリアGP以来119戦ぶりの表彰台となった。
チーム代表のアンドレアス・ザイドルは、motorsport.comに対して次のように語った。
「素晴らしい成果だ。サーキットでもファクトリーに戻ってからも、懸命に働いたチーム全体に満足している」
「表彰台を獲得することは、素晴らしいことだ。カルロスのキャリアにとって初めてのモノであり、我々にとっても随分久しぶりのことだった」
「この表彰台は、今後も懸命に働き続け、表彰台を目指して戦う大きなモチベーションとなるはずだ」
サインツJr.は今季ドライバーズランキング7位につけており、これまでの最高位は3回の5位フィニッシュであった。そして中団グループのドライバー最上位を確保しようとしている。
サインツJr.はイグニッションの配線のトラブルにより、予選を走ることができず、グリッド最後尾からレースをスタートさせた。そういう意味では、表彰台の可能性は限りなくゼロに近いように見えた。しかしチームはサインツJr.に新しいパワーユニットを与え、そして全ドライバー中唯一の1ストップ作戦を成功させたことで、この幸運を手にしたのだった。
「我々は常に諦めない精神でレースに挑んでいる。でももちろん、この結果を夢見ることはできなかった」
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