ワゴンRスマイルの内装デザインや収納の使い勝手を徹底解説

室内空間の広さやインテリアデザインなど、車の内装は快適なカーライフが楽しめるかどうかを決める重要な車選びのポイントのひとつといえます。車選びの際には走行性能や燃費性能、エクステリアデザインなどと同じように内装も細かくチェックすることが大切です。

ここでは、スズキ「ワゴンRスマイル」の内装について詳しくご紹介します。

ワゴンRスマイルはゆとりのある快適な室内空間を確保している

居心地が良くリラックスできる内装デザイン

分割可倒式の「ワンタッチダブルフォールディングリヤシート」を採用し、フレキシブルなシートアレンジが可能

ワゴンRスマイルの室内空間の特徴

ワゴンRスマイルは、スズキのロングセラーモデルである軽ハイトワゴン「ワゴンR」の派生車種として誕生しました。

ベースモデルであるワゴンRよりも室内高を65mm拡大し、ゆとりのあるヘッドクリアランスを確保したことに加え、前席のシートポジションを上げ、見晴らしが良く開放感が得られる視界を実現しました。快適に余裕を持ってドライブを楽しめる室内空間を作り上げています。

また、ワゴンRスマイルの特徴である後席スライドドアの開口幅は600mmと、乗降性の良さに定評のあるスズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」と同等の広さを確保。リアステップ地上高も345mmに抑え、家族の誰もが楽に乗り降りできるように設計されています。

ワゴンRスマイルの内装

ここからは、ワゴンRスマイルの内装デザインについて見ていきましょう。

1. 居心地の良さが魅力の「G」

2. 上質感が増す「HYBRID S」

3. ライトグレーのシートカラーが明るい雰囲気を演出する「HYBRID X」

居心地の良さが魅力の「G」

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」価格・グレード

ワゴンRスマイルの内装デザインは、インパネカラーパネルやシートのステッチによってシンプルながらもリラックスできる居心地の良い空間を作り出しています。

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」価格・グレード

「G」のインパネカラーパネルはやわらかく温かみを感じさせるアイボリーを採用。親しみやすい雰囲気が魅力です。シート表皮にはダークグレーのファブリックを使用しています。

上質感が増す「HYBRID S」

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」価格・グレード

「HYBRID S」のシートは「G」と同じ素材・カラーを使用していますが、インパネカラーパネルが「G」とは異なり、つやや潤いを表現した光沢タイプのインパネカラーパネルを採用しているのが特徴です。

さらにインパネカラーパネル、エアコンサイドルーバーにはカッパーゴールドのアクセントをあしらい、上質で洗練された室内空間を演出します。

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」価格・グレード

また、インパネカラーパネルはボディカラーに合わせてアイボリーパールとネイビーパールの2色が設定されているのも「G」とは異なる部分です。

ライトグレーのシートカラーが明るい雰囲気を演出する「HYBRID X」

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」価格・グレード

最上級グレードの「HYBRID X」は、シートカラーでほかのグレードとは差をつけています。素材はファブリックではありますが、ライトグレーを採用し明るい雰囲気を演出。インパネカラーパネルのつやを引き立て、品の良さを感じさせる洗練されたカラーリングです。

インパネカラーパネルのカラーバリエーションは「HYBRID S」と変わりありません。

ワゴンRスマイルのポケッテリア

座席周りの収納の使い勝手も、ドライブの快適さを決めるポイントのひとつです。ワゴンRスマイルにはどのようなポケッテリアがあるのかを見ていきましょう。

インパネトレー

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

ワゴンRスマイルには、助手席前に小物が置けるトレーがあります。薄型のティッシュボックスがちょうど収まるサイズなので、ティッシュボックスの収納場所としてもいいでしょう。

インパネドリンクホルダー（運転席・助手席）

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

運転席・助手席のドリンクホルダーは、インパネに固定されているタイプです。エアコンルーバーの前に設置されているため、エアコン使用時は保冷もしくは保温効果も期待できます。

インパネセンターポケット

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

インパネに設置されたセンターポケットは、近年増えている大型のスマートフォンも収納できるサイズです。「HYBRID S」「HYBRID X」には画像のようにUSB電源ソケットが2個備わっているため、ドライブ中に充電することも可能です。

フロントアームレストボックス（「HYBRID X」に標準装備）

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

最上級グレードの「HYBRID X」にのみ、フロントアームレストボックスが標準装備されます。画像のようにメイクアイテムやミントタブレット、ガムなどのこまごまとしたものを収納しておくのに最適です。

シートアンダーボックス

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

助手席下には収納ボックスがあります。取り外してお手入れできるので、汚れ物などの収納場所としても活躍するのではないでしょうか。

シートバックポケット

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

雑誌や地図、タブレットなどの保管場所として使用できるシートバックポケットは、「G」「HYBRID S」は助手席のみ、「HYBRID X」には運転席と助手席に備わっています。

シートバックアッパーポケット&パーソナルテーブル（「HYBRID X」に標準装備）

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

「HYBRID X」の運転席のシートバックには、スマートフォンや手帳などが収納できるサイズのアッパーポケットと、折りたたみ格納式のパーソナルテーブルが用意されています。

パーソナルテーブルには、カップホルダー2個とショッピングフック3個が付属です。

ワゴンRスマイルには、このほかにもグローブボックスやフロントドアポケット、リアドアペットボトルホルダーなどのポケッテリアがあります。

ワゴンRスマイルの荷室&シートアレンジ

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

ワゴンRスマイルでは、全車に「ワンタッチダブルフォールディングリヤシート」を採用しています。

出典：スズキ「ワゴンRスマイル」室内空間

荷室側・スライドドア側のどちらからでもワンアクションで簡単に後席の背もたれが倒せ、荷室を拡大することが可能。段差がなく、ほぼフラットな状態になるため荷物が積み込みやすいのがポイントです。

分割可倒式なので、助手席側の後席と助手席を倒し、2名が乗車した状態で長さのある荷物を積み込むこともできます。また、フルフラットにもなるため、ドライブの休憩時に足を伸ばしてくつろいだり、横になったりできるのも魅力です。荷物の大きさや量、状況に応じてフレキシブルにシートアレンジができるのもワゴンRスマイルの特徴のひとつといえるでしょう。

内装はカーライフの満足度を左右するポイント

車選びの際はエクステリアデザインや走行性能などに目が行きがちですが、ドライバーや乗員が車を使用する上で最も目にしたり、ふれたりすることになるのは内装です。

狭さを感じることなく快適に車内で過ごせるかどうか、荷物が収納できるスペースはあるかなど、カーライフの満足度を左右するポイントはしっかりとチェックし、自身が実際に車を使用する際に不便を感じることがないようにしておきましょう。

よくある質問

Q1：ワゴンRスマイルの室内空間の特徴は？

A：ワゴンRスマイルでは、ベースモデルであるスズキの軽ハイトワゴン「ワゴンR」より室内高を65mm 拡大、さらに前席のシートポジションを上げて開放感を得られる見晴らしの良さとゆとりのある室内空間を確保しています。

Q2：ワゴンRスマイルの内装デザインは？

A：ワゴンRスマイルではインパネカラーパネルの採用やシートのステッチなどで上質感を演出し、居心地が良くくつろげる内装デザインが特徴です。「G」「HYBRID S」はダークグレーのシートで落ち着きを演出。最上級グレードの「HYBRID X」ではライトグレーのシートを採用し、明るく洗練された雰囲気となっています。

Q3：ワゴンRスマイルはシートアレンジ可能？

A：ワゴンRスマイルは全車に「ワンタッチダブルフォールディングリヤシート」を標準装備し、荷室側、スライドドア側のどちらからでも簡単に後席の背もたれを倒すことができます。また、分割可倒式のため後席両側を倒して大きな荷物が積み込めるスペースを確保できるのはもちろん、助手席と後席の片側のみを倒して2名が乗車したまま長尺物を載せるなど、フレキシブルなシートアレンジが可能です。

※この記事は2022年3月時点の情報で制作しています

Comments

傘立てはどうなった

ムーウ゛キャンバスの後追いだけど、絶望的に不格好ですね、今まで１度しか見てません。