GLEとGLEクーペってそもそもどんな車?
メルセデス・ベンツは、新型「GLE」および「GLEクーペ」を全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売すると発表した。
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「GLE」は、前身の「Mクラス」が1998年に誕生して以降、進化を遂げ「プレミアムSUV」というカテゴリーを創出したと同社は語る。2015年10月には名称を「GLE」に改め、EクラスファミリーのSUVとしての位置付けを強化している。2019年6月にフルモデルチェンジした2世代目のGLEは、プレミアムSUVとしての特性はそのままに、内外装デザインを一新し、最新技術を搭載して、3列シートの7人乗りを設定し生まれ変わった。
「GLEクーペ」は、2016年にGLEをベースに誕生したスタイリッシュでSUVらしい存在感を備えたモデルであり、2020年6月にフルモデルチェンジした2代目のGLEクーペは、SUVクーペとしての個性を引き継ぎながら、内外装デザインを一新、最新技術と装備を搭載した。オンロードでのアジリティとオフロードでの走破性はそのままに、自然対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツユーザー・エクスペリエンス)」と最新の安全運転支援システムを備え、利便性も向上したと話す。
メーカー希望小売価格(税込)は新型GLE、GLE300d 4マティックが1376万円/GLE450dスポーツが1466万円/メルセデスAMG GLE53 4マティック+が1728万円。新型GLEク-ペ、GLE450d 4マティック・スポーツ・クーペが1480万円/メルセデスAMG GLE53 4マティック・スポーツ・クーペが1805万円。
新型GLEとGLEクーペ 内外装の気になる変更点は?
各グレードにおけるエクステリアデザインの主な変更点
・シャープでメルセデスSUVの統一感ある新デザインのヘッドライト
(GLE300d/GLE450d/GLE53/GLE450dクーペ/GLE53クーペ)
・クロームの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられたスターパターンフロントグリル
(GLE300d/GLE450d/GLE450dクーペ)
・新デザインのフロントバンパー
(GLE300d/GLE450d/GLE53/GLE450dクーペ/GLE53クーペ)
・新色のホイール
(GLE300d/GLE450d/GLE53/GLE450dクーペ/GLE53クーペ)
・新デザインのテールライト
(GLE300d/GLE450d/GLE53/GLE450dクーペ/GLE53クーペ)
・新デザインのボンネットエンブレム
(GLE53/GLE53クーペ)
インテリアデザイン新型GLEおよびGLEクーペには、メルセデス・ベンツの最新世代のステアリングホイールを採用し、ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も有す。従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用した。これによりステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上したと言う。またブルメスター・サラウンドサウンドシステムを全モデル標準装備している。
新型GLEとGLEクーペ パワートレインとその他機能は?
パワートレインは先代「GLE400d 4マティック」および「GLE400d 4マティック・クーペ」にISGを組み合わせ、「GLE450d 4マティック」「GLE450d 4マティック」としてラインナップに加わりました。ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。この電気モーターと「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWh容量のリチウムイオンバッテリーに充電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現すると言う。スターターが高出力な電気モーターとなることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートおよびアイドリングストップ時の再スタート快適性を向上した。またアイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性と快適性および静粛性に寄与する。このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的な回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行い、これによりシフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを実現すると発表した。
新型GLEおよびGLEクーペには、スイッチ操作1つでエンジンやトランスミッションの特性を切り替える「ダイナミック・セレクト」の中に「オフロードモード」が加えられている。「オフロードモード」では、トランスミッションが切り替わり、雪道や悪路での走破性を高める。また「DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)」も備えており、急な下り坂での安定した走行をサポートする。トランスペアレントボンネット・オフロードモードでは、360°カメラシステムを使い「トランスペアレントボンネット」機能が使用可能だ。メディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像(フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出す機能で、進路上にある大きな石や深い窪みなどの障害を車外に出ることなく確認することができる。オフロードスクリーンは、コックピットディスプレイおよびメディアディスプレイに情報や操作スイッチ類、さまざまな機能を分かりやすく配置する機能だ。コックピットディスプレイには、車両の傾き/路面の勾配/標高/経度緯度/コンパス/車速/エンジン回転数が表示される。これに加えメディアディスプレイには、周辺地形における自車の現在の姿勢やフロントホイールの操舵角などが表示され、オフロード走行に関連するすべての運転機能を1つの画面で簡単に操作することが可能と言う。
MBUX ARナビゲーション新型GLEおよびGLEクーペには、AR(拡張現実)ナビゲーションを標準装備した。従来目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、それに加えて車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示されることにより、直感的にどの道路に進むべきかを判断することができると発表された。
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