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ホンダ、今後の電動車投入計画を発表 EV「ゼロ」シリーズは2026年からグローバルで7モデル投入

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ホンダ、今後の電動車投入計画を発表 EV「ゼロ」シリーズは2026年からグローバルで7モデル投入

ホンダは5月16日、今後の電動車の商品投入計画を発表した。将来的な電気自動車(EV)の普及に向けて、主力モデルと位置付ける「0(ゼロ)」シリーズをグローバルに投入するほか、販売好調なハイブリッド車(HV)はさらなる性能向上を図るとともに、ラインアップを拡充していく。

〈EV〉主力モデルのゼロシリーズは、2026年に北米での発売を皮切りに、30年までに小型から中大型モデルまでグローバルで7モデルを投入する。具体的には、まず26年に、CES2024で公開した「サルーン」と、エントリーおよび中型のSUVの計3車種を投入する。27年には3列シートの大型SUVを、28年にはコンパクトSUVを発売。29年にスモールSUV、30年にコンパクトセダンと、合計7車種を計画している。

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また、日本市場などには小型EVの投入を予定している。24年秋に日本で発売予定の軽商用EV「N-VAN e:」のほか、25年には軽乗用タイプのEVを、26年にはスポーティーな小型EVを投入する計画だ。

一方、EVの販売競争が激しい中国市場では、27年までに10車種のEVを投入する。現在販売する「e:N」シリーズに加えて、新型EV「イエ」シリーズを投入するなどラインアップを拡充していく。これにより35年までに中国販売におけるEV比率を100%へ高める。

そのほかにもEV戦略では、交換式電池「モバイルパワーパック」の搭載車も拡充する。24年にモバイルパワーパックを2個搭載する二輪の電動モビリティを投入。25年度中には同電池を4個搭載する超小型モビリティを日本にも投入する予定だ。

 

〈HV〉ホンダはEVだけではなく、足元で販売が好調なHV戦略も強化する。独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」と、HVのプラットフォームも刷新。ハイブリッドシステムの軽量化や効率化だけでなく、プラットフォームの効率化や共用化も図ることで、さらなる燃費改善と走行性能の向上を両立させる。

さらに、EV開発で培った技術をハイブリッドシステムに転用することで、EV用モーターを活用した電動4WDを開発する。現在販売するプロペラシャフトで前後軸を繋いだ4WDと比べて、最大駆動力を向上するとともに、応答性の向上やより精度の高い駆動力配分の制御が可能という。電動4WDと車両挙動制御技術「モーションマネジメントシステム」の協調制御を行うことで、これまで以上に安定した車両挙動と高い運動性能を両立させることが可能だという。

(2024/5/16更新)

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