現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > BMW、燃料電池の実験車両『BMW iX5ハイドロジェン』を日本で実証実験へ。公道走行を開始

ここから本文です

BMW、燃料電池の実験車両『BMW iX5ハイドロジェン』を日本で実証実験へ。公道走行を開始

掲載 3
BMW、燃料電池の実験車両『BMW iX5ハイドロジェン』を日本で実証実験へ。公道走行を開始

 燃料として水素を充填し、水素エネルギーにより発電した電気を電池に蓄え、モーターを駆動させて走行する燃料電池実験車両として、BMWは7月25日より『BMW iX5 Hydrogen(iX5ハイドロジェン)』の公道走行を開始。年末までを予定する日本における実証実験の結果は生産車への開発に反映され、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド(PHEV)、48Vのマイルドハイブリッドや電気自動車(EV)に加え、この燃料電池車を含めた幅広い製品ラインアップが提供されることになるという。

 同社は、動力源として「可能な限りの複数のパワートレインを提供する」としたBMWの方針に則り、新たなるパワートレインのひとつとして注目を浴びる燃料電池車の実証実験を続けており、日本でも2011年よりトヨタ自動車との基礎研究を共同で行なってきた。

ヒョンデが最高680PS、デュアルモーター駆動の水素燃料電池車『N ビジョン74コンセプト』披露

 水素を燃料とする燃料電池車(FCV)は、燃料の充填に時間を掛けずに長距離走行可能となることが最大の特徴となり、『BMW iX5ハイドロジェン』の場合、燃料である水素が空の状態から約3分程度の充填で、約500kmもの長距離を走行することが可能となっている。

 基軸SAVである『BMW X5』をベースにした水素FCVだが、今回は搭載されるパワーパックの詳細は明かされていないものの、グループとして2020年代後半に燃料電池車を市場投入する予定で、その実現に向けドイツやアメリカの主要国において、ここまで『BMW iX5ハイドロジェン』を走行させており、実証実験を実施してきた。

 それらの実績を受け、車両に対する顧客要求度が高い日本においても、公道での実証実験を実施する運びとなった。

 日本における実証実験においては、日本各地にて実際に車両を走行させ、さまざまなデータを取得するとともに、官公庁や行政機関、大学などを訪問し、各方面の専門家の視点から製品に対するフィードバックを取得、それらすべてをドイツにあるBMWグループ本社に送り、製品開発に役立てられるという。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

関連タグ

こんな記事も読まれています

角田裕毅14番手「Q3を狙えるペースがあったが、まとめきれなかった」/オーストリアGP予選
角田裕毅14番手「Q3を狙えるペースがあったが、まとめきれなかった」/オーストリアGP予選
AUTOSPORT web
【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGP予選
【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGP予選
AUTOSPORT web
【トライアンフ】アパレルブランド「ホワイトマウンテニアリング」とのコラボカスタムバイクを公開!
【トライアンフ】アパレルブランド「ホワイトマウンテニアリング」とのコラボカスタムバイクを公開!
バイクブロス
まさかのガス欠でマシン停止!? トラブルを乗り越えてチームの初完走を達成 EWC第2戦 スパ8時間レース レーシングライダー大久保光のレースレポート
まさかのガス欠でマシン停止!? トラブルを乗り越えてチームの初完走を達成 EWC第2戦 スパ8時間レース レーシングライダー大久保光のレースレポート
バイクのニュース
約140万円! 日産“新型”「軽ワゴン」発表! 超スゴイ“ピンク”&ホワイトも登場!? 斬新「ピンク内装仕様」もある「デイズ」が早速人気に?
約140万円! 日産“新型”「軽ワゴン」発表! 超スゴイ“ピンク”&ホワイトも登場!? 斬新「ピンク内装仕様」もある「デイズ」が早速人気に?
くるまのニュース
ホンダ CR-V の燃料電池車、米国はリースのみ…7月9日カリフォルニア州で発売へ
ホンダ CR-V の燃料電池車、米国はリースのみ…7月9日カリフォルニア州で発売へ
レスポンス
ルノー・ジャポン、社長に大極司前社長が復帰 小川社長は日産自動車へ帰任
ルノー・ジャポン、社長に大極司前社長が復帰 小川社長は日産自動車へ帰任
日刊自動車新聞
角田裕毅に4万ユーロの罰金。F1オーストリアGP予選中の暴言で国際スポーツ競技規則に違反
角田裕毅に4万ユーロの罰金。F1オーストリアGP予選中の暴言で国際スポーツ競技規則に違反
AUTOSPORT web
BMW『M5』新型は最高速305km/hのHEVに、ワールドプレミアは7月11日…グッドウッド2024で
BMW『M5』新型は最高速305km/hのHEVに、ワールドプレミアは7月11日…グッドウッド2024で
レスポンス
セルフ式ガソスタで「給油口カンカン」は絶対NG! でも一体なぜ危険なの? 熟練ドライバーもやりがちな「うっかり行為」に潜む危険とは
セルフ式ガソスタで「給油口カンカン」は絶対NG! でも一体なぜ危険なの? 熟練ドライバーもやりがちな「うっかり行為」に潜む危険とは
くるまのニュース
今更聞けない!? 日本にある4大バイクメーカーの特徴とは?
今更聞けない!? 日本にある4大バイクメーカーの特徴とは?
バイクのニュース
レッドブルF1重鎮、フェルスタッペンとノリスのトップ2激突は「完全に不必要」チーム自ら招いたピンチとも示唆
レッドブルF1重鎮、フェルスタッペンとノリスのトップ2激突は「完全に不必要」チーム自ら招いたピンチとも示唆
motorsport.com 日本版
2択アンケート「近距離の足として使うなら、原付? 電動アシスト自転車?」【クルマら部 車論調査】
2択アンケート「近距離の足として使うなら、原付? 電動アシスト自転車?」【クルマら部 車論調査】
レスポンス
改良型CX-60の魅力まとめ
改良型CX-60の魅力まとめ
グーネット
国内最高峰 トヨタ「センチュリー」の新車価格は2000万円超え! 買うために必要な年収とは? 厳しいといわれる“購入の条件”とは
国内最高峰 トヨタ「センチュリー」の新車価格は2000万円超え! 買うために必要な年収とは? 厳しいといわれる“購入の条件”とは
VAGUE
”まもなく登場!?”の新型「ロードスター」! 2リッター”直4”+精悍エアロ採用! 待望の「RS C」はどんなクルマなのか
”まもなく登場!?”の新型「ロードスター」! 2リッター”直4”+精悍エアロ採用! 待望の「RS C」はどんなクルマなのか
くるまのニュース
Luupが「電動シートボード」提供開始へ…座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車
Luupが「電動シートボード」提供開始へ…座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車
レスポンス
2024年5月の自動車輸出、欧州向け36%減 米国向けは10%増 自工会発表
2024年5月の自動車輸出、欧州向け36%減 米国向けは10%増 自工会発表
日刊自動車新聞

みんなのコメント

3件
  • 水素とEVは敵ではありません。持続可能な社会の実現を共通の目標とした仲間なのです。


    #EV推進党
    #飯部井乗夫
  • 実証実験的に貸し出しをし、安く購入できるようにしたらいいと思う。
    ブランド力で高くては買わない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村