ランドローバー・フリーランダー
ランドローバーはSUVのパイオニアとして、1997年にフリーランダーを発売し、コンパクトSUV市場に重要な一石を投じた。
【画像】SUV人気を作り出した名モデル【海外ブランドの5台を写真で見る】 全93枚
後にランドローバーのデザイン責任者となるジェリー・マクガバンが担当したフリーランダーは、大きな反響を呼んだ。2世代にわたって成功を収めた後、フリーランダーの名は廃止され、2014年にディスカバリー・スポーツに姿を変えた。
キャデラック・エスカレード
無数のラップMVの主役となったキャデラック・エスカレードは、「SUV=ステータスのシンボル」という公式を作り上げたモデルである。1998年に発売され、モデルチェンジのたびに大型化し、派手になっていった。
3代目(写真)ではハイブリッド車も登場したが、4代目のロングホイールベース(ESV)は全長5.6m近くあり、依然として大量消費の象徴であることに変わりはない。2020年には、大型の曲面有機ELディスプレイを搭載した5代目が登場している。
レクサスRX
レクサスは早くから高級SUVに参入しており、1998年にRX300を発売した。日本市場ではトヨタ・ハリアーとして知られるモデルだが、海外では初代と2代目がレクサスRXとして販売されている。
2005年にはハイブリッドのRX400h(ハリアー・ハイブリッド)が登場。「世界初の量産型プレミアムハイブリッド車」と銘打ったこのモデルは、力強い加速とEV走行モードを備え、時代を先取りする存在となった。
現行モデルは2015年に発売され、まもなく新型が登場する見込みである。
BMW X5
高級SUVの定義を変えたのは、BMW X5だ。メルセデス・ベンツMクラスが先行していたが、1999年に発売された初代X5は、走りの魅力が別次元だった。大型SUVでありながら、スポーツサルーンのような走りを実現したのだ。
X5は現在でもBMWラインナップにおいて重要な存在であり、これまでに約220万台が販売されている。X5が製造されている米スパルタンバーグ工場は、年間50万台を製造する世界最大のBMW工場となっている。
ポルシェ・カイエン
ポルシェのスポーツカー愛好家にとって、決して作られてはならないクルマであると同時に、会社を存亡の危機から救ったクルマでもあるというジレンマを感じさせるカイエン。現在までに約80万台が販売されている。
2003年の発売と同時に大型スポーツSUVのベンチマークとなったカイエンは、3代目の現行モデルも物理法則を無視した驚くべき性能を発揮し続けている。
日産キャシュカイ
2006年に発売された日産キャシュカイ(日本名:デュアリス)は、大きな賭けだった。主要市場における主力モデルをやめ、SUVの存在感とハッチバック並みの走行性能と価格を兼ね備えた「クロスオーバー」モデルの発売に集中したのである。あとは歴史が証明しているように、日本での販売終了後も、欧州を中心に約350万台が販売されている。
BMW X6
X5よりやや実用性に欠ける、高価なモデルが本当に世の中に必要だったのだろうか?その判断に各々に任せるが、2008年に発売されたX6は、クーペSUVという奇妙なジャンルを切り開いたクルマである。
3代目となる現行X6は、今でも賛否両論あるモデルだが、総販売台数は約45万台と人気を集めていることに変わりはない。ライバルブランドから模倣モデルが続出したこともあり、BMWがトレンドに敏感だったことがうかがえる。
レンジローバー・スポーツ
ランドローバーのラインナップ多様化は、2009年のレンジローバー・スポーツの発売で本格的に始まった。最上級のレンジローバーに比べればやや荒々しいものの、ブランドにふさわしいモデルであることは明らかだ。しかし、スポーティかと問われると、そうでもない。
2013年に登場した2代目モデルは、運転しやすく見栄えもよかったため、大きさ、速さ、派手さ求めるユーザーに支持された。現在までに約50万台が販売されている。
ミニ・カントリーマン
「ちっともミニじゃない」と、多くの人が声を上げた。彼らは正しい。2010年に発売されたカントリーマンは、ミニのサイズに対する認識を覆すものだった。とはいえ、市場全体から見ればまだそれなりに小さく、コンパクトSUVというカテゴリーに収まっている。
2017年に登場した第2世代モデルはかなり大型化したが、そのサイズにもかかわらず(あるいはサイズゆえに)人気を集めている。
三菱アウトランダーPHEV
三菱は2005年からアウトランダーを製造してきたが、2013年にプラグインハイブリッド(PHEV)を発売した。世界初の四輪駆動PHEV SUVとされている。
ハイブリッド車とSUVの両方の需要が急増している中で、電動パワートレインを導入したのは絶好のタイミングだった。これまで20万台以上が販売されるなど、地味な存在だったアウトランダーが金字塔を打ち立てたのである。
テスラ・モデルX
テスラ・モデルXは、2015年の発売と同時に初の量産型電動SUVとなり、新時代を築いた。その豪華な「ファルコンウィング」ドアが目玉装備だが、最大500km以上の航続距離と、パフォーマンスモデルでは0-97km/h加速わずか2.7秒という性能を誇る。
ライバルとなる電動SUVの数は爆発的に増加しており、今後数年間でさらに増えるだろう。
ベントレー・ベンテイガ
当初、ベントレーにSUVが必要かどうか疑問視する声もあったが、今やベストセラーモデルとなったベンテイガの存在がそれを打ち砕いたと言えるだろう。2015年の発売以来、販売台数は伸び続け、昨年は1万4000台以上を売り上げた。
V8モデルをベースに、プラグインハイブリッドや7人乗り仕様、EWB(ロングホイールベース)など複数のモデルが導入されている。
ロールス・ロイス・カリナン
ロールス・ロイス初の四輪駆動車であり、初のSUVでもあるカリナン。2019年に発売されると、ブランドをまさに未知の領域へと導いていった。
期待通りの豪奢な走りは、最高出力570psと最大トルク87kg-mを発揮するツインターボ6.75Lエンジンから生み出される。2019年11月には、さらにパワーアップしたブラックバッジモデルが発表された。2021年には、全販売台数の40%を占めている。
アストン マーティンDBX
数年にわたる憶測の後、アストン マーティンは2019年11月、ついに同社初のSUVであるDBXを公開した。アストンの2ドアモデルから影響を受けた、スポーツ性に満ちたスタイリングに、550psのツインターボV8を搭載している。
すでにブランドのベストセラーモデルとなっており、実際、他のモデルの合計販売台数を上回っている。2022年には、最高出力700psの新モデル、DBX 707を発表している。
フォード・マスタング・マッハE
10年前、自動車に関心のある人に、有名なマスタングのエンブレムが電動SUVに付けられると言ったら、鼻で笑われたかもしれない。それが「マスタングブランドのEVシリーズの出発点になる」と言ったら、おそらく町の笑いものになったことだろう。自動車、そしてSUV市場は急激に変化している。
フォードはマスタングの力を借りて、EV市場に本格参入すべく全力を注いでいる。マスタング・マッハEは、1回の充電で約480km走行可能で、現在の市販EVの中でも非常に長い航続距離を誇る。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント