F1第2戦シュタイアーマルクGPの予選がレッドブルリンクで実施され、メルセデスのルイス・ハミルトン(メルセデス)が驚異の走りで今季初ポールポジションを獲得した。
天候悪化によりFP3の走行が中止となった今回のグランプリ。同日午後の予選も実施が危ぶまれたが、現地時間15時の予選スタート時刻には雨が少し収まり、予選実施に向けて各チームが動き出した。
■【動画】F1第2戦シュタイアーマルクGPフリー走行3回目ハイライト
しかし、セーフティカーがコースチェックを行なった結果、Q1のスタート時刻がディレイになると、コンディションはまた徐々に悪化。ドライバーたちはガレージでコンディションの好転を待った。
■雨で勢力図大シャッフル。好調ペレスまさかのQ1敗退
雨が落ち着き、46分遅れでQ1がスタート。気温14度、路面温度20度というコンディションだ。多くのマシンがピットロードでセッション開始を待ち、一斉にコースインしていった。
あくまで雨雲の切れ間ということで、各車好機を逃さずタイムを出すべく、走行を開始。マシンが巻き上げる水煙で視界が悪い中、ハースのロマン・グロージャンがコースオフしてしまう。
まずトップに立ったのは最初にタイムを記録したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。それをウイリアムズのジョージ・ラッセルが上回っていった。
走れば走るほど路面の水量が減り、タイムが向上していく中、オーダーも目まぐるしく変化。シャルル・ルクレール(フェラーリ)やハミルトン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)らがトップタイムを塗り替えていった。
ペースに苦しみ、予選Q1敗退圏内にいるセルジオ・ペレス(レーシングポイント)やピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、2セット目のウエットタイヤに交換しタイムアップを狙った。
しかし、セッション終了2分前、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィが最終コーナーでクラッシュ。パーツを落としながらコースに復帰するも、ターン4でマシンを止めてしまい、セッション終了直前で赤旗が掲示されてしまった。
これにより、ラストアタックでタイムを更新できないマシンもあるままセッション終了。ハミルトンがトップ、フェルスタッペンが2番手となった。
キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ペレス、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、ジョビナッツィ、グロージャンがQ1敗退となった。グロージャンはウォーターポンプの故障の疑いでノータイムだった。
驚きなのは、ドライではメルセデスに迫ろうかという速さを見せていたペレスがここで予選を終えたこと。また、ラッセルは自身初のQ2進出。ウイリアムズにとっても久々のQ2進出となった。
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