ドイツのカーマニュファクチャラーのゲンバラは6月12日、自社製スーパーカーの生産へ向けたプランを発表した。
「911」や「カイエン」などポルシェを徹底的にモディファイし、過剰ともいえるパワーと大胆なルックスのコンプリートカーに仕立てることで名高いゲンバラ。1981年の設立以来、手がけたモデルがニュルブルクリンク北コースで最速ラップを更新するなどその技術力は高い評価を得ていた。2010年のオーナーチェンジを機に1,500万ユーロ(約18億円)の資金が投じられ、最近ではポルシェ以外にフェラーリやマクラーレンをベースとしたマシン製作などビジネス範囲を拡大している。
そんなゲンバラでは、次なる一手として完全新設計となるオリジナルスーパーカーを計画中。構想の一端を紹介すると、パワーユニットの出力は800馬力を超え、エクステリアはゲンバラらしいアグレッシブなデザインになるとのこと。
現オーナーであるステファン・コルバッハの狙いは、この計画を通じて、少量生産に特化したスーパーカーメーカーとしてゲンバラの地位を確立することにある。もちろん、こうした活動に加え、これまで同様、ポルシェを中心としたコンプリートカーの製作も継続していくという。
プランとしては、間もなく選ばれた顧客に向けデザインスタディがお披露目され、2020年にはプロトタイプが公開される見通し。そして、2022年には量産をスタートさせる計画だ。必要となる2,000万ユーロ(約24億円)の資金は、投資ファンドやベンチャーキャピタルを通じて調達し、具体的な議論もすでに進捗しているという。
目の肥えた富裕層に名門「ゲンバラ」の響きは特別な意味を持つ。他社とは異なる尖ったモデルが、スーパーカー市場をさらに熱くしてくれることを期待したい。
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