2023年シーズンのF1はサマーブレイクを経て、オランダGPからシーズン後半戦が幕を開ける。アルファタウリの角田裕毅は1ヵ月のサマーブレイク中に十分な休養をとり、残りの10戦を戦う鋭気を養えたと考えている。
今年F1参戦3年目を迎えた角田は開幕から一皮剥けた走りを見せ、シーズン序盤、アルファタウリAT04が最遅マシンのひとつという状況でも常に入賞争いに絡む活躍を見せた。シーズン中盤こそ入賞には手が届かなかったものの、前半戦を締めくくるベルギーGPでは今季3度目の入賞を手にした。
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角田は良い形でサマーブレイクを迎えることができたと振り返っている。
「久々にポイントを獲得できたので、ベルギーGPでのシーズン前半戦の締めくくり方には満足しています。ポジティブな気持ちで夏休みを迎えることができましたし、今週末からシーズン後半戦に入りますが、そのモチベーションを保ち続けられています」
チームを介して角田はそう語り、サマーブレイク中の時間の使い方について次のように説明した。
「休みはまずテネリフェ島へ行って、リラックスした時間を過ごしました。その後、残りのシーズンに向けて可能な限りベストな自分でいるために、オーストリアで6日間トレーニングを行ないました。休暇とトレーニングのメリハリをしっかりと付けることができました。同時に両方やるよりもずっと良いですね」
「トレーニングは上手くいきましたし、体調も良く、リラックスできています。また戦う準備は整っています。今年の前半は忙しかったので、数日間完全に休んで、鋭気を養ってから、また数日間のトレーニングに戻ることが重要でした。リセットみたいなモノです」
オランダGPが終わると、1週間後にはモンツァでイタリアGPが控えている。それに向けた準備も、このサマーブレイク中に行なってきたと角田は言う。
そして過去2回完走できずに終わっているオランダGPで、今年こそは週末をまとめ上げたいと彼は語っている。
「次の2戦に備えるために、今週の初めにはシミュレータでの調整も行ないました。ザントフールトでは過去2回レースをしていて、昨年は予選Q3まで進出しましたが、完走したことはありません。そのため、今回は週末をしっかりとまとめ上げたいと思っています」
角田はそう語る。
「このコースはテクニカルで、急なバンクがついたコーナーや低速、高速コーナーが混在していて、独特の特徴があるから好きなんです。体力的にもかなり厳しいです」
「スパは上手くいきましたが、コース特性や天候に左右された面も大きいので、ここでどんなパフォーマンスができるかは分かりません。ザントフールトはミディアムからハイダウンフォースのサーキットで全く異なります」
「でも、また良いレースができることを願っています。このコースは幅がとても狭いので、これまでのシーズンで少し苦戦してきた予選で良いタイムを出すことに僕らは集中しています。どうなるか様子を見てみたいと思います」
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みんなのコメント
角田にとってのF1キャリアは、一番需要な時期にきているでしょう。
期待しています。