7月31日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されている『トタルエナジーズ・スパ24時間』の決勝レースが現地16時30分にスタートしたが、レース開始から約20分後に高速コーナーのラディオンで4台のマシンが絡む多重クラッシュが発生した。このアクシデントによって40分以上にわたってFCYフルコース・イエローが導入された。
この重大なアクシデントは10周目にオールージュから続く高速S字コーナーのラディオンで発生した。ジャック・エイトケン駆る114号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo(エミル・フレイ・レーシング)の単独クラッシュに端を発し、スピン状態となってコース上に止まったこのクルマに僚友163号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoが後方から激突。
波乱続きのスパ24時間は51号車フェラーリが首位で折り返し。4メーカーがトップ5争う
さらに後方から走ってきたアイアン・リンクスの71号車フェラーリ488 GT3 Evoと、ルトロニック・レーシングの21号車ポルシェ911 GT3 Rが巻き込まれた。
レースは直後にFCYが導入され、全車スロー走行に。事故現場ではドライバーの救出やマシンの撤去、タイヤバリアの修復などが行われている。
アクシデントに関係したエイトケンと163号車ランボルギーニをドライブしていたフランク・ペレラ、71号車フェラーリのダビデ・リゴン、21号車ポルシェに乗っていたケビン・エストーレという4名のドライバーは全員が一度、サーキット内のメディカルセンターに搬送された。
その後、イベントの主催者であるSROモータースポーツ・グループは、エストーレとペレラが同センターからチームのもとへ戻ったことを伝え、残るリゴンとエイトケンについては、より詳細な検査を受けるため病院に搬送されたことを伝えている。なお、両名ともに「命に別状はない」という。また、ポルシェとフェラーリの代表はそれぞれ、エストレとリゴンが「無事」であることを確認した。
レース最序盤に肝を冷やすアクシデントが発生した2021年のスパ24時間は、事故から約1時間後にFCYからセーフティカーランへと移行し、スタートから1時間18分後にリスタートが切られた。この直後にコース全体で雨粒が落ち始めドライレースから一転、ウエットレースへと転じたベルギー伝統の耐久レースは現在、アウディスポーツ・チームWRTの37号車アウディR8 LMSが総合首位に立っている。
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