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欧州発表されたDS9は日本導入の可能性大。ライバルはEクラスや5シリーズなどのプレミアムセダン

掲載 更新 9
欧州発表されたDS9は日本導入の可能性大。ライバルはEクラスや5シリーズなどのプレミアムセダン

2020年2月24日、DSオートモビルズはフラグシップセダンの「DS9」を欧州で発表。さらに2020年3月16日、シトロエンやプジョーブランドを日本で展開するグループPSAジャパンが、日本語版のプレスリリースを公開した。

DS9はまずは2020年後半に欧州や中国市場に投入予定
フランス流のラグジュアリーブランドであるDSオートモビルズが、「DS9」を欧州で発表した。これまで純粋なDSブランドモデルとしてはDS3 クロスバックとDS7 クロスバックと、SUVモデルのみをラインアップしてきたが、今回のニューモデルはセダンだ。詳しいボディサイズは公表されていないものの、これまでのEMP2アーキテクチャをさらに進化させたプラットフォームを採用し、4.93mの全長と1.85mの全幅、さらに2.9mのホイールベースになるという。このサイズ感、メルセデス・ベンツ EクラスやBMW 5シリーズ、アウディ A6などの欧州Eセグメントにごく近い数値である。

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ボディ形状は3ボックスのセダンだが、横から見たスタイリングはCピラー・リアウインドーからトランクリッドへとつながるラインにより、ファストバックの流麗さを見受けられる。特徴的なデザインはボンネットフードの中央を縦に割るように配置されたクロームの装飾だ。これまでDSブランドモデルの内装には、セイバー(サーベルの意)と呼ばれるクル・ド・パリ文様(Clous de Paris)の装飾が採用されてきたが、外装にもこれを使ってきたわけだ。

ボディサイドにはヘッドライトからテールランプまでつながるキャラクターラインを走らせて引き締まった印象に、さらに格納式(リトラクタブル)ドアハンドルがスマートさを演出している。またリアデザインは、幅広のテールランプとその下に配置されたクローム調のセイバーによりワイド感を演出する。

インテリアではナッパレザーに覆われたダッシュボードやアルカンターラを張り巡らされたルーフライニングとサンバイザーなど、DSブランドらしい高級感のある素材を数多く採用される。さらに、ロングホイールベースによる広大なリアシートには、ヒーター/クーリング機能やマッサージ機能が備わる。

搭載されるパワートレーンは「E-TENSE」と呼ばれるPHEV(プラグインハイブリッド)を、250hp仕様と360hp仕様のふたつが用意される。前者には225hpを発生するターボ付きエンジンと110hp/320Nmのモーターが組み合わされ、前輪を駆動するFFモデル。11.9kWhのバッテリーによって40~50kmのEV走行を可能としている。後者の360hp仕様は4WDとなる。ラインアップはもうひとつ、225hpを発生するガソリンエンジン仕様も用意されるようだ。いずれも8速ATが組み合わされる。

今回発表された日本語のプレスリリースには「日本市場導入の時期、仕様は未定です」とあるが、これはつまり用意さえ整えば日本でもいずれ発売するという意味だろう。2020年後半には欧州や中国などの市場で発売予定というから、日本発売はそのあと。詳しい車両情報が公開されるのを楽しみにしていよう。

[ アルバム : DS9 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

9件
  • どことなくドイツ車だがどことなく違う。
    サッシュあるけどクーペのような美しさ。
    幅としり下がりのデザインでここまで違うのか。
  • スゲークール
    ディーラー数やサポート充実なら充分需要が見込めそう
    国産のなんちゃってクーペデザインとは一線を博す出来だね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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