ポール・リカール・サーキットで行なわれたF1第7戦フランスGPの初日、アルピーヌF1チームはフェルナンド・アロンソ、エステバン・オコン共に中団上位につけた。モナコGP、アゼルバイジャンGPと市街地サーキットで行なわれたレースでは結果が残せていなかっただけに、順調な滑り出しを見せたことにドライバーたちは安堵したようだ。
アロンソはFP1で7番手、FP2ではレッドブルのマックス・フェルスタッペン、メルセデス勢に次ぐ4番手となった。
■フェルスタッペン、フランスGP初日首位も警戒怠らず「かなり改善できたが、簡単な週末にはならない」
「今日の僕らは速かった。クルマの感触も良かった」
そうアロンソは振り返った。
「FP1からFP2にかけて、セットアップ変更も少しずつ試してみていた。まだ明確な答えは出ていないけど、今のところうまくいっているようだ。明日もこのスピードをキープできるといいね」
「でも最終的には、中団争いはとても僅差になると思う。コンマ2、3秒で大きく変わるだろうから、僕たちがその中で上位にいられるかどうか見てみよう」
中団争いを制するために何が必要なのかと訊かれ、アロンソはセットアップの最適化をさらに進めること、タイヤを使いこなすことが鍵だと語った。
「今はセットアップを最適化する必要があると思う。今夜は、たくさんのデータを確認することになるだろう。クルマの中でも、両車の間でも様々なことをテストした。タイヤも大きな要因になるだろう。中団のチームはすべてを最適化して、土曜日も日曜日も完璧に仕上げないと、ポイントが獲れなくなってしまうんだ。だからこそ、僕たちにはやるべきことがあるんだ」
チームと3年契約を結んだことを発表したばかりのオコンも、良い感触を得つつも油断はしていない様子だ。
「今のところはいい感じだ。まだいくつか改善できる部分があるけど、今日は2台ともトップ10に入ることができた。ロングランでも速さを実感しているし、今日の結果にも満足しているが、大切なのは明日だ」とオコンは話した。
シーズン第3戦ポルトガルGPからパフォーマンスを上げたアルピーヌだが、市街地サーキットでのレースとなった第5戦モナコGP、第6戦アゼルバイジャンGPでは相対的に少し競争力を落としていた印象がある。
しかし常設サーキットでのレースに戻ってすぐに”復活”できたことに、ふたりともある程度安堵しているようだ。
アロンソは、競争力が戻ったことに安堵したかと訊かれ「ある意味イエス」と答えた。
「僕たちはみんな、モナコで起きたことがバクーでも起きていることに疑問を感じていた。まだすべての答えは出ていないけど、ここでの僕たちの競争力のレベルは、少し普通になったように思う」
オコンは「予想していた通りというか、それを期待していたんだ」と語った。
「僕たちは僕たちは通常の状態に戻りつつある。こういうポジションに戻るのは良い気分だ」
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