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新型メガーヌR.S.(ルノー・スポール)日本発売 価格/スペック発表

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新型メガーヌR.S.(ルノー・スポール)日本発売 価格/スペック発表

もくじ

ー HCC内蔵ダンパーとは
ー 四輪を操舵 4コントロール
ー 新型のデザイン、価格は?

メガーヌR.S.トロフィー登場 300ps 打倒シビック・タイプR 写真18枚

HCC内蔵ダンパーとは

ルノー・ジャポンは、新型メガーヌ・ルノー・スポールを発売した。

四輪ハイドロリック・コンプレッション・コントロール(HCC)など、モータースポーツで培ったノウハウと技術により、高いパフォーマンスを発揮するという。

そのHCCは、ダンパー底部に組み込んだセカンダリーダンパーによって、最適な減衰力が得られる機構。

ダンパーロッドが縮み、ストローク終端部に近づくと、セカンダリーダンパーのピストンが減衰力を発生し、メインのダンパーロッドストロークを制限することで、従来型バンプストップラバーのような反力や振動をホイールに伝えないのが特徴だ。その結果、路面からの大きな入力時にもタイヤがグリップを失わず、限界が高まり、またサスペンションのリニアな制御を容易にし、乗り心地を高める。

搭載されるエンジンは、ルノー・スポール カーズとルノー・スポール レーシングが共同開発した1.8ℓ直噴ターボ。燃焼室の外側に効率よく熱を放散させる強化構造の新設計シリンダーヘッドを採用し、最高出力279ps、最大トルク39.8kg-mを発生する。

組み合わされるトランスミッションは、大トルクに対応するために強化された電子制御6速AT(6EDC)。6EDCがメガーヌ・ルノー・スポールに搭載されるのは初めてのことで、MTに対して格段に速い変速を実現した。




四輪を操舵 4コントロール

四輪操舵の4コントロールは、ルノー・スポールによって専用にチューニング。電子制御のアクチュエーターでタイロッドを動かし、リアタイヤを操舵。後輪の最大切れ角は2.7°に達する。

低速走行時には、後輪は前輪とは逆位相に向き、回転半径を小さく、高速走行時には、後輪は前輪と同位相に向き、コーナリング中の安定性を高め、ドライバーの加速開始を早めることになる。

低速走行と高速走行が切り替わるのは約60km/h。マルチセンスの設定でレース・モードを選択すると、切り替えの速度は約100km/hへと変更される。

先進安全装備については、ルノーの運転支援システム(ADAS)を装備。車体に取り付けられた12個のセンサー、ふたつのカメラ(フロント・リア)、そしてフロントに設置されたミリ波レーダーにより、車間距離警報、エマージェンシーブレーキサポート、車線逸脱警報、後側方車両検知警報、イージーパーキングアシストといった支援を行う。




新型のデザイン、価格は?

フェンダーは、ルノー・メガーヌGTに比べフロントを60mm、リアを45mm広げ、新デザインの19インチ・ホイールを装着。F1スタイルのエアインテーク・ブレードにワイドなエアインテークを組み込んだフロントバンパーが、ルノー・スポールの証だ。

先代メガーヌ・ルノー・スポールに対して拡大された前後トレッドにより、彫刻のようなサイドビューを強調。サイドシルはフロントからリアへの連携を際立たせ、底部のブラック仕上げブレードはF1マシンのアンダートレイをイメージさせる。

リアバンパーには一体型ディフューザーに加え、メッキトリムにより存在感を強調したセンターマフラーを装備。このセンターマフラーは歴代メガーヌ・ルノー・スポールのシンボルにもなっている。

インテリアでは、ヘッドレスト一体型のアルカンターラ張り前席シートを採用。ヘッドレスト部には、“R.S.” ロゴが刺繍されている。シートエッジ、シフトブーツノブ、センターアームレストにはレッドステッチを施した。

また、アルミペダル、フルグレインレザーステアリング、パドルシフトレバー、レザーシフトノブ、ダッシュボードには “RENAULT SPORT” のエンブレムを配している。

メガーヌR.S. 価格/主要諸元

価格:440万円
ボディサイズ:全長4410✕全幅1875✕全高1435mm
ホイールベース:2670mm
トレッド:前1620/後1600mm

車両重量:1480kg
乗車定員:5名
JC08モード燃費:13.3km/ℓ

エンジン:1.8ℓ直噴ターボ
最高出力:279ps/6000rpm
最大トルク:39.8kg-m/2400rpm
駆動方式:前輪駆動
トランスミッション:6EDC
タイヤ:245/35R19

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