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ホンダ『NC750X』が2025年モデルに進化!欧州人気に拍車…EICMA2024

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ホンダ『NC750X』が2025年モデルに進化!欧州人気に拍車…EICMA2024

ホンダは11月5日に開幕したEICMA2024(通称ミラノショー)で、2025年モデルの数々を初披露。そんな中で日本市場にとっても注目のモデルの一台が、2気筒ナナハンクロスオーバーの新型『NC750X』だ。2025年モデルでは外観をリニューアルし、使い勝手がさらに進化している。

欧州では2012年に初代にあたる「NC700X」を投入して以来、アドベンチャーモデルとして人気を博してきた。自然なライディングポジション、経済性とパフォーマンスを両立した2気筒エンジン、通勤の足からツーリングまで幅広く対応する懐の広さなどが評価されている。また、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)はこのバイクを購入したヨーロッパ人の半数以上が選ぶほどの人気だという。

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2025年モデルでは、これらの魅力は継承しつつさらなるクオリティアップが図られた。

ひとつが外観デザイン。フロントスクリーンとV字型のLEDヘッドライト、そしてフェアリングは、より一体感がある造形に。よりラインがくっきりとしシャープかつダイナミックな造形となっただけでなく、パネルの取り外しと取り付けが容易になり、メンテナンス性も向上している。シートも新しいカバーリングと新しいステッチが施され質感がアップ。またボディ各部やフロントガラスなどにバイオマス由来のポリカーボネート樹脂「デュラビオ」を採用するなど、デザインにも環境への配慮を盛り込んだ(アースアイビーアッシュグリーン、アースブラックの2色で採用)。

5インチのカラーTFTスクリーンの採用も目玉だ。カバーガラスとディスプレイの間を樹脂で封止することで光の反射を軽減し、視認性を向上させている。Honda RoadSyncアプリを介したスマートフォンとの連携も可能で、ヘルメットのインターフォンと接続することでナビゲーションや通話、音楽や気象情報の受信などをおこなうことができるという。

リアインジケーターには緊急ブレーキ機能として「ESS(Emergency Stop Signal)」が装備されており、56km/h以上の速度で走行中に6.0m/s2(メートル毎秒毎秒)以上の減速度を検知すると、方向指示器が点滅して、他の道路利用者に急ブレーキがかかっていることを警告。雨天の場合には減速度2.5m/s2以上でABSが作動すると点滅する。

パワートレインは引き続き745ccの並列2気筒エンジンで、最高出力が58.6hp(43.1kW)、最大トルクが69Nm。14.1リットルのタンクを搭載し、約400kmの航続が可能。スロットルバイワイヤにより3つのライディングモードと2つのカスタマイズ可能なモードを選択することができる。また、2025年モデルではDCTがアップデートし、より低速での応答性が向上しているという。

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みんなのコメント

1件
  • プリンUMAi
    多くのバイクに採用されてる燃料タンク位置(ハンドルと股の間のあれ)の収納スペースはどうなったのだろう。
    この記事では画像もないし触れてもいない、無くなった?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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