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2021年は国産スポーツカーの当たり年になる。話題をさらいそうなモデル3選

掲載 更新 68
2021年は国産スポーツカーの当たり年になる。話題をさらいそうなモデル3選

2021年が始まりました! といっても、新型コロナウイルスは収まる気配はなく、東京オートサロンもバーチャルだけの開催になってしまいました。本来であればオートサロンでお披露目となっていたであろう新型スポーツモデルに関するインフォメーションも、盛り上がりに欠けた中での発表となりそうな気配です。しかしながら、2021年は国産スポーツカーが例年にないレベルで盛り上がりそうな予感もあります。そんな注目を集める3台のスポーツカーを紹介しましょう。

新型フェアレディZは古典的なスポーツカーになる

まずは「日産フェアレディZ」。すでにプロトタイプが国内でお披露目され、市販が着々と近づいているのはご存知の通り。クルマの電動化が進む昨今ですが、いまのところハイブリッドパワートレインの「ハ」の字も出てこないほど、古典的なスポーツカー像を具現化するハードウェアになっていると予想されています。

すでに公式発表としてエンジンはV6ツインターボで、プロトタイプは6速MTとの組み合わせでしたから、仮に電動化があるとしても、せいぜいISGを使ったマイルドハイブリッドが採用されるくらいで、ドライバーはエンジンの鼓動を感じながら走りを楽しむことになるはずです。プロトタイプのディメンジョンなどから想定するに、プラットフォームは現行モデルの「FMプラットフォーム」をブラッシュアップしたものになるでしょうから、FRらしいピュアな走りが期待されます。

排気量がアップする新型BRZ。兄弟車86の情報にも注目

国産FRスポーツカーといえば、もっと手頃な存在なのが「スバル BRZ」。すでにアメリカでほぼ市販車といえるプロトタイプがお披露目され、国内では2021年シーズンを戦うGT300マシンのテストも始まっています。詳細なメカニズムについては不明なところもありますが、エンジンは2.4L水平対向にスープアップされることは明らかとなっています。組み合わされるトランスミッションは6速MTと6AT、駆動方式がFRなことはドリフト走行シーンが公開されていることからも明らか。

注目はAT車に先進運転支援システム「アイサイト」が採用されると発表されていることで、いかにもスバルらしいスポーツカーのあたらしい魅力をアピールしてくれそうです。さらに兄弟車であるトヨタ86がどのタイミングで発表されるのかも気になるところといえるでしょう。

シビック タイプRは2021年内の新型発表に期待

最後に紹介するのが、ホンダのスポーツカーとして圧倒的な存在感をもつ「シビック タイプR」です。ベースとなる次期シビックのプロトタイプは北米で発表済みで、2021年春には発売予定。タイプRが計画されていることも公表されています。

パワートレインがどうなるのかは全く不明だし、これまで「FF世界最速」を旗印にしてきたシビックタイプRが、ついに4WDになるというウワサも流れていたりしていますが、いずれにしても次期シビックタイプRプロジェクトが動いていることは確実です。2021年内の市販は難しいかもしれませんが、タイプRのコンセプトカーくらいは今年中に目にすることができるのではないでしょうか。

いずれにしても、世界的に燃費規制が強まる中で、ハイパワーなスポーツカーというのは大量販売をすることが難しくなっています。そうなると、台数限定販売や抽選など、希少価値のあるモデルとして誕生することも十分に考えられますし、抽選に当たらなければ買えないという状況もあり得るでしょう。いち早く情報をキャッチすることが、これからスポーツカーのオーナーになるためには必要となるかもしれません。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)

※写真1枚目:次期フェアレディZ プロトタイプ
※写真2枚目:次期スバル BRZ
※写真3枚目:次期シビック セダン プロトタイプ

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みんなのコメント

68件
  • どれも純ガソリン最後のモデルになりそうですね。
    どんな仕上がりを見せるか楽しみです。
  • Carview は自動車メディア自称する資格なし。

    次期Z、日産自身が昨年、「発売は3年後」と公言している。

    すなわち、次期Z発売は今年どころか、下手すりゃ再来年2023年である。
    もちろん、それまでニッサンという会社・ブランドが存在しているという前提でだが。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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