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ハミルトン担当エンジニアの“ボノ”はメルセデスF1残留へ。レースエンジニアリング責任者に昇格

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ハミルトン担当エンジニアの“ボノ”はメルセデスF1残留へ。レースエンジニアリング責任者に昇格

 メルセデスF1におけるルイス・ハミルトンの成功に長年貢献してきたレースエンジニアの“ボノ”ことピーター・ボニントンは、2025年も役割を拡大してチームに残る予定だ。当初予想されていたようにボニントンがハミルトンを追ってフェラーリに行くことはないだろうが、10年以上ともに仕事をし、目覚ましい成功を収めてきたふたりの間に固い絆があることを考えると、一部の人には意外な決断と感じられるだろう。

 無線を通じたボニントンの冷静かつ正確な指示は、ハミルトンのレース戦略の特徴であり、トラック上での彼の成功にしばしば重要な役割を果たしてきた。メルセデスは、49歳のボニントンをレースエンジニアリング責任者に昇進させたことを認めたが、彼はシーズン終了までハミルトンのレースエンジニアを引き続き担当するという。

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 7度の世界チャンピオンが2025年にフェラーリに移籍することを受けて、ボニントンは2025年にジョージ・ラッセルか、まだ決まっていないラッセルのチームメイトのどちらかのレースエンジニアを引き受けることになる。

 ボニントンのレースエンジニアリング責任者への昇進は、彼の豊富な経験と、将来に向けてエンジニアリングチームを率いる彼の能力に対するメルセデスの信頼を反映している。最近行われた調整により、ハミルトンの退団に適応するチーム内の継続性と安定性も確保される。

 ボニントンが直近でハミルトンとともにF1の表彰台に立ったのは、ハミルトンが優勝のない2年半を経た末に待望の勝利を手にした、今年7月のイギリスGPでのことだった。

「自分が泣いていたとは言わないが、確かに目に何かが入った」と、ボニントンは『Sky Sports』に語り、ホームでの勝利の感情的な影響を表現した。

「大変な道のりだった。我々はふたりとも、この地点に戻るために休みなく努力してきた。小さな一歩のように見えるかもしれないが、我々は多くの歩みを重ねてきた」

 ハミルトンは、伝説的なスクーデリアでレーシングキャリアにおける新しいエキサイティングな章に乗り出すにあたって、イタリアのチームで何人か馴染みのある顔を見つけることだろう。ハミルトンはフェラーリのシニアパフォーマンスエンジニアで元メルセデスのジョック・クリアと親しい。また一方では、元メルセデスのエンジニアであるロイック・セラが、10月にシャシーパフォーマンスエンジニアリングの責任者としてスクーデリアに加入する予定だ。また、ハミルトンはフェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールとも、ARTグランプリでともに過ごした時代まで遡る、強い絆を共有している。

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