【MotoGP】インドネシアGP欠場のアレックス・マルケス、肋骨”4本目”骨折の疑い「自宅で折れてしまったのかも……」

　グレシーニのアレックス・マルケスは、MotoGPインドネシアGPを欠場する唯一のライダーとなった。彼は怪我を抱えながらも復帰を目指したが、最終的に出場を断念することになった。

　彼は3週間前のインドGP予選中に転倒を喫し、左側の第6～8肋骨を骨折。手術はできない箇所であるため、ケアをしながら回復を待たねばならない。

　日本GPを欠場したアレックス・マルケスはインドネシアGPへの出場を目指し、FP1を走行。同セッションを20番手で終えたが、以降のセッションを走らないことを決断した。怪我をするライダーが続出している今シーズン、インドネシアGPのFP1は開幕戦ポルトガルGPのFP2以来初めてレギュラーライダーが全員揃うセッションとなったが、再びアレックス・マルケスを欠くことになった。

　土曜午前のFP2中に国際映像のインタビューに応えたアレックス・マルケスは「今日は少し痛む」と話した。

「でもそれが普通だ。ここに来る前から制限はあるだろうと思っていたけど、ライダーとしてトライして自分自身と対話したかったんだ。そういうものなんだよ。バイクに乗れないほど痛いというわけではないけど、（スプリントも含め）2レースあることを考えると、少し慎重にならなくてはいけない」

「金属（プレート）も使えないから、最悪の怪我のひとつだ。だから慎重になったほうがいい。ここでポイントを稼ごうとしても意味はない。良い状態で復帰して、良い形でシーズンを終えるほうがいい。僕はチャンピオンシップには関係がないからね」

　彼にとっては泣きっ面に蜂だが、医師たちはクラッシュで骨折した3本の肋骨に加え、さらに第9肋骨も骨折している可能性があると見ている。

　アレックス・マルケスはインドネシアGPのFP1で転倒を喫したが、それよりも前に怪我が悪化していたと彼は考えているようだ。

「昨日、4本目の肋骨骨折の可能性を確認した。それはインドGP後に折れた可能性がある。肋骨が3本も折れると、他の肋骨も非常に折れやすくなるからだ。自宅にいる時か何かに折れてしまったのかもしれない。それを確認する必要がある」

「第6～8肋骨はインドで折れたもので、第9肋骨も折れているようだ。昨日のクラッシュでは骨折していない。でも、家でベッドから起き上がったときか何かで折ってしまったのかもしれない。それは見てみないとわからないけど、回復具合や復帰の日程に変わりはない」

　アレックス・マルケスはしっかりと休養をし、来週のオーストラリアGPで復帰することを目指しているが、3連戦の3戦目となるタイGPまで復帰を待つ可能性も否定していない。

「（オーストラリアGPの舞台である）フィリップアイランドは、ベストなトラックとは言えない。フィジカル的にも厳しいし、切り返しもしなくてはいけない。でもベストを尽くして、ダメだったらタイを待つよ」

Comments

[kyo********]

ありゃ〜泣きっ面にハチとはこの事やな〜お大事に〜😆