2023年のF1シーズンも終盤となり、多くのチームが2024年シーズンに向けてマシン開発を全面シフトしている。今後投入されるアップデートにも数に限りがある中で、フェラーリはメルセデスとの戦いを続けるつもりだと語った。
サマーブレイク明けの4レースでフェラーリは、アストンマーチンを抜いてコンストラクターズランキング3番手に浮上。シンガポールGPでカルロス・サインツJr.が初めてレッドブルに土をつけて優勝したこともあり、2番手メルセデスとの差を56ポイントから20ポイントまで縮めた。
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他チーム同様に、フェラーリも既に風洞での空力開発を2024年マシン用に切り替えている。しかしチーム代表のフレデリック・バスールは、フェラーリが2023年シーズンを犠牲にすることはなく、今後もメルセデスを追いかける努力を止めないと主張している。
「戦いを先延ばしにすることはない。今はメルセデスとの戦いだ。我々は戦いに勝たなければいけない」
バスール代表はそう語る。
「それが将来に向けて備える最善の方法で、チームのマインドセット、全員が戦いに参加することが重要になる。我々はシーズン末までこの戦いを続けるつもりだ」
「(来季向けの開発に注力することは)犠牲にはならない。パフォーマンスはパフォーマンスから生まれるモノだと考えているからね。今シーズンのために風洞へパーツを入れるには遅すぎるが、今のマシンでできることは来年に役立つだろう」
フェラーリはF1日本GPでSF-23に最後のアップデートのひとつである新しいフロアを投入し、課題となってきたタイヤのデグラデーション(性能劣化)に一定の改善を見せた。
しかし今回のアップデートとデグラデーション改善の関連性は薄いとの考えをバスール代表は示した。
「マシンに何を投入できるかは、ポテンシャルの問題だ」とバスール代表は言う。
「デグラデーションは別の話だし、全てを同じように考える必要はない」
「でもポテンシャルがあるのは常に役立つ。0.1秒以下ならフロントロウに並べただろうし、クリーンエアなら話は別になる」
「レース終盤になると、小さなディテールが大きな違いを生むことがある。戦いの中では他のマネもしなければならないから、別の話なのだ」
「でも、シーズンが終わるまではこんな感じだと思う。モンツァでは0.01秒差でポールポジションを獲得したし、シンガポールでは0.05秒、(日本GPでも)0.05秒でフロントロウ獲得を逃した。残りのシーズンは0.01秒が違いを生むだろう」
そしてバスール代表は、ここ最近のアップデート以前から、フェラーリは良いパフォーマンスを見せてきたと強調した。
「早合点は禁物だ」と彼は言う。
「サマーブレイクの前、スパでも我々は良い状態にあった。彼は理論的にはフロントロウだったが、(他車のペナルティにより)ポールポジションからスタートして、いいレースをした」
「0.01秒差の問題だから、時には小さなステップを踏むことで全てが変わってしまうこともある」
「現実とは違うし、レースごと、サーキットごとでも異なる。ドライバーだって、カルロスとシャルルのどちらかがセットアップに適していることもある」
「結局はスポーツなんだ。週末ごとにひとりのドライバーが他のドライバーよりも良い仕事をしていることを受け入れることができる。我々はポジティブな競争をしているし、それが我々のレベルアップにも役立っていると思う」
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バジェットキャップオーバーを マシンの一部にトークンとして行えれば、もう少しトップ争いを観れたかも