MotoGP最高峰クラスで3度、全クラス合計5回のタイトルを獲得したホルヘ・ロレンソは、功績が認められてMotoGPの殿堂入りすることとなり、そのセレモニーがスペインGPの土曜日に行なわれた。このロレンソについて、かつてはチームメイトでもあったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、スイートスポットに入った時には、手のつけられない強さだったと語った。
MotoGPスペインGPの土曜日、ロレンソの殿堂入りを祝うセレモニーがヘレス・サーキットで行なわれた。ロレンソは2008年から2019年までの間に最高峰クラスで47勝を挙げ、3度世界チャンピオンにも輝いた。
【ギャラリー】“チャンピオン”ホルヘ・ロレンソ、MotoGPでの全47勝を振り返る
そのロレンソと当時タイトルを争ったひとりがマルケスだ。マルケスとロレンソはキャリアを通じて何度も争ったが、2019年にはレプソル・ホンダでチームメイトとなった。そしてロレンソは、その年を最後に現役を引退している。
マルケスはロレンソの殿堂入りを祝い、「特別な人物のひとり」だと語った。
「素晴らしいライダーになることもできるし、チャンピオンになることだってできる」
マルケスはそう語り始めた。
「しかし彼は、強い個性を持った特別な人物だった。それに賛同する人も、反対する人もいるかもしれない。でも彼は自分の信念を持っていて、そこでは彼は常に強かった」
「もちろん、彼がスイートスポットにいた時、彼はほとんど無敵だった。信じられないやり方で乗っていたんだ」
「だから、ホルヘと戦うことで多くのことを学ぶことができた。僕は彼をとても尊敬しているんだ」
「もちろん、彼がチームメイトだった時には、別の雰囲気……別のメンタリティだったけどね」
「でも、ランク付けすることはできない。それぞれのライダーには、彼らが過ごした時代があるからね。ランク付けするのは好きじゃないんだ」
「とにかくロレンソは、うまく走っていた時には非常に、非常に速く、そして強い個性を持っていた。それが他の人たちとの違いを生むんだ」
なおロレンソは今季、ポルシェ・スーパーカップに参戦。先日イモラ・サーキットで行なわれたF1エミリア・ロマーニャGPのサポートレースで、同シリーズへのデビューを果たし、30位でフィニッシュした。今後はイタリアのポルシェ・カレラカップにフル参戦する予定だ。
ロレンソはまた、今年はスペインのテレビ局で何度か、MotoGPの解説を務める予定だという。
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