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新型メルセデスAMG C 43 4マティック 欧州発表 2.0L直4ハイブリッドで408馬力

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新型メルセデスAMG C 43 4マティック 欧州発表 2.0L直4ハイブリッドで408馬力

小排気量化するも先代よりパワーアップ

メルセデスAMGは、新型C 43 4マティックを発表した。新たに開発された最高出力408psのマイルドハイブリッド2.0L 4気筒ターボガソリンエンジンを搭載している。

【画像】メルセデスAMG C 43 4マティック【新型車を写真でじっくり見る】 全77枚

新型C 43は、昨年発売された6代目Cクラスをもとに、新エンジン導入のために総合的に再設計されたモデルである。排気量1991ccの縦置きエンジン「M139」は、従来のC 43が搭載していた3.0L V6ターボエンジンに代わるものだ。

電動ターボチャージャーと全負荷時に瞬間的に圧を高めるベルト駆動のスターター/ジェネレーターを採用し、リッターあたり204psを発生。最高出力は先代より約40ps高めて408psとした。一方、トルクは2kg-m減少し、51kg-mとなった。

このパワートレインは、メルセデス・ベンツの全ラインナップに採用されている標準的な「M270」エンジンをベースにしている。ドイツ・シュトゥットガルトに近いAMGのアファルターバッハ本社で、一部が手作業で組み立てられている。

AMG独自のドライブトレイン搭載

トランスミッションは、レーススタート機能を備えた9速スピードシフトMCT(AT)。メルセデスの四輪駆動システム、4マティック(前後トルク配分31~69%)のAMG専用バージョンが組み合わされている。

0-100km/h加速のタイムは、C 43のセダン(車重1765kg)で4.6秒、ワゴン(1810kg)で4.7秒とされている。最高速度は250km/hに制限されるが、オプションのドライバーズパッケージによって265km/hまで引き上げることができるという。

燃費はWLTP複合サイクルで11~11.5km/lとされている。

特徴的なAMGサウンドを実現するために、改良型エグゾーストを採用。また、オプションのAMGリアル・パフォーマンス・サウンド・パッケージを指定すると、シンセサイザーにより車内スピーカーからエグゾーストノートを強調することができる。

足回りもAMG専用チューン

Cクラスのシャシーも、C 43向けに大幅に改良された。

専用のステアリングナックルとロードベアリングジョイントを備えた改良型フロントアクスルを搭載。AMGライド・コントロール・サスペンションは、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンクの組み合わせで、アダプティブダンパーが標準装備されている。

また、Cクラスの全輪操舵システムをAMGがチューニングしたものが標準で装備されている。これは、走行モードや車速に応じて、後輪を最大2.5度まで操舵できるものだ。

ブレーキにも変更が加えられている。フロントには4ピストンキャリパー付きの370mmスチールディスク、リアにはシングルピストンにフローティングキャリパー付きの320mmスチールディスクが採用されている。

メルセデス最新世代の内外装デザイン

AMG独自のスタイリングも特徴的だ。パナメリカーナスタイルのフロントグリル、縦型ルーバー、専用バンパー、サイドシル、リアディフューザー、クローム仕上げのテールパイプなど、標準のCクラスと一線を画すデザインとなっている。

ホイールは18インチが標準だが、オプションで19インチまたは20インチも選択可能。

インテリアでは、インストゥルメント・ディスプレイやインフォテインメント・ディスプレイにAMG専用のグラフィックが使われているほか、本革巻きのAMGパフォーマンス・フラットボトムステアリング、人工皮革とマイクロファイバーによるAMGスポーツシート、AMGペダル、レッドシートベルトなどが装備されている。

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みんなのコメント

3件
  • ほどほどのボディサイズでないと使い勝手に影響する都会住まいの人にとってはちょっと面白いモデルになりそうですね。
    ノーマルグレードの装備落ち加減がAMGになってどうなっているか。
    早く見てみたい。
  • さすが本家。ロータスエミーラに載せたものよりハイパワー。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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