オープントップの長距離ツアラー
米国の新興EVメーカーであるフィスカーは、8月3日に新型グランドツアラー「ローニン(Ronin)を発表する予定だ。1000km以上の航続距離とスーパーカーレベルのパフォーマンスを誇るとしている。
【画像】年間100万台を目指すフィスカーの挑戦【新型ローニンの予告画像やオーシャンを写真で見る】 全36枚
同社のCEOであるヘンリック・フィスカー氏は、自身のInstagramアカウントにローニンの予告画像を投稿し、「超高速」で「5人乗りのスペース」があると述べた。航続距離については、現在のあらゆる市販EVを上回り、「究極の長距離グランドツーリングカー」と謳った。
ローニンは以前、4人乗りとして予告されていたが、今回5人乗りであることが明らかになった。また、折りたたみ式のハードトップが装備されるようだ。プロポーション的には、ポルシェ・タイカンやメルセデスAMG EQS 53のようなスポーティなサルーンスタイルを持つ。
フィスカーは最近、オーストリアで電動SUVのオーシャンの生産を開始したが、本格的な大規模生産には至っていない。なぜ、このタイミングで別のモデルを発表するのかという質問コメントに対し、ヘンリック・フィスカー氏は次のように答えている。
「当社はすでにオーシャンの納車を開始しています。そして、わたしは他の仕事と並行して製品計画を練り続けています」
「今はまだ皆に理解されていないかもしれませんが、数年後、他の製品が市場に出回るようになれば、理解してもらえるでしょう」
車体構造と一体化したバッテリー設計
米国ではオーシャンの納車が始まっており、欧州でも年内に納車開始予定である。一方、フィスカーは最近、新型ハッチバックの「ピア(Pear)」の発売を2024年から2025年に延期すると発表した。
ヘンリック・フィスカー氏は以前AUTOCARに対し、英国の新拠点でローニンの開発を進めており、「Bピラーの欠如を補い、側面からの衝撃に耐えるためには、ユニークで革新的、かつ強靭な下部ロッカー構造が必要」と述べ、それが「大きな課題」であることを明らかにした。
また、ローニンの航続距離はWLTPサイクルで660マイル(1060km)を目標とした上で、トライモーターによって0-100km/h加速2.0秒以下のパフォーマンスを実現するとしている。2024年後半に生産開始予定だ。
オーシャン、ピア、ローニンに続く第4のモデルは2025年に登場する予定だが、そのデザインと位置づけはまだ最終決定していない。
フィスカーは、ローニンは先進的な軽量素材を使用し、航続距離、性能、全体的な運転体験に重点を置いていると語った。また、アクティブ・エアロダイナミクスと革新的なバッテリー設計を採用し、バッテリーパックを車体構造と一体化させるという。
「目標は、市販EVとして世界最長の航続距離を達成し、極めて高いレベルのパフォーマンスを両立させることです。プロジェクト・ローニンは、社内のエンジニアリング、パワートレイン、ソフトウェアの能力を示すショーケースとなります」とヘンリック・フィスカー氏は語っている。
フィスカーは、2027年までに100万台のEVを生産する計画であり、2030年以降には年間100万台規模を目指し、会社をさらに拡大する予定だ。
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