Aston Martin DBX
アストンマーティン DBX
ピレリ「アストンマーティン DBX」に3種類の専用タイヤを供給。すべてのシーンを網羅する
アストンマーティンの全50%がピレリ・タイヤを装着
ピレリ・タイヤは、アストンマーティン初のラグジュアリーSUVモデル「DBX」に対して3種類の専用開発タイヤを供給すると発表した。
約3年間に渡るアストンマーティン開発陣との密接なコラボレーションを経て、DBXに向けて新たに3種類のタイヤが誕生した。今回、アストンマーティンの要望に応えるべく、ピレリは設計・開発のハードワークを敢行。DBXは専用のピレリ・タイヤを装着することになる。
「P Zero for the DBX」は、最高のパフォーマンスとハンドリングを提供するタイヤとして開発。オフロード走行用タイヤとして「Scorpion Zero AS」、冬季コンディション下においても夏同様の安全性と性能を提供するタイヤとして「Scorpion Winter」が投入される。
ピレリとアストンマーティンは、これまで長年に渡って親密な関係を築いてきた。今回、DBXがピレリ・タイヤを装着したことで、DBSスーパーレッジェーラなどを含むアストンマーティン全モデルの50%がピレリ・タイヤをOEMタイヤとして装着していることになる。
イタリア、スウェーデン、ドイツで徹底的に磨かれた性能
現在、ピレリが掲げている「パーフェクトフィット戦略」に則った今回の共同開発は、多様なコンディション下でのテストへ移行する前に、開発ラボラトリーでのテストから開始された。
DBX専用タイヤのウェット性能は、ミラノ近郊ヴィッツォーラにあるピレリのテストトラックで磨き上げられた。また、氷雪路面に関する開発はスウェーデン・フルヘーデンのピレリのウィンターテストエリアで仕上げられている。
ドライ路面での開発は、高速テストトラックとして名高い南イタリアのナルド・サーキットで行われた。最終的な評価・検証は、あらゆるクルマやタイヤにとっての究極のテストコースと言えるドイツのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェが選ばれている。
路面・季節を選ばず性能を発揮する専用タイヤ
GTモデル用コンパウンドをベースに開発されたDBX用「P Zero」は、V8ターボのパワーを引出しつつ、最大限のグリップ性能を確保。サイドウォールにはアストンマーティン DBX専用タイヤの証である「A8A」のマーキングが施された。タイヤ構造内部の0度ベルトには新型ハイブリッド素材を使用。軽量化に加えて、転がり抵抗と燃費の低減を実現している。
「Scorpion Zero AS」は、DBXのオフロード走行向けに開発。今回、DBXに際してはアストンマーティンらしい性能や感動を維持しつつ、できる限り汎用性の高いクルマを製造することが開発目標に掲げられた。汎用性を上げることで、これまで届かなかったカスタマーにアストンマーティンの購入が選択肢に加えられると考えているのだ。
このアストンマーティンが掲げた目的を達成すべく、ピレリはオフロード性能を最大限に活用可能なトレッドパターンを再設計。接地面の外側方向にブロックが追加されたこのパターンは、トリッキーなコンディション下でグリップを大幅に向上させるという。
冬用タイヤの「Scorpion Winter」は、マイナス30度という極限のコンディション下でも最大限の性能を発揮できるように最適化。ピレリはウィンターコンディションにおいても最高のステアリング感覚を提供できるよう、タイヤカーカスを構成する素材にも変更を加えたという。この結果、DBXの性能を活かしたドライビングが、夏だけでなく、冬の滑りやすい路面でも可能になった。
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