最新ミドエンジン・モデルに命名
アストン マーティンは、コードネーム「AM-RB 003」として知られる最新のミドエンジン・ハイパーカーの正式名称を発表した。その名は、アストン マーティン・ヴァルハラ(Valhalla)である。レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズとエイドリアン・ニューウェイとのコラボレーションによって開発が進められるモデルだ。
北欧神話において戦士の楽園を意味するヴァルハラは、究極のハイパフォーマンス・ロードカーを目指して開発された「ヴァルキリー」に次ぐ、2番目のハイパーカー。ヴァルキリーが先鞭をつけた軽量構造と最先端のエアロダイナミクス技術が導入されるヴァルハラは、高効率、高出力のV6ガソリン・ターボ・エンジンとバッテリー駆動式のハイブリッド・システムを組み合わせている。カーボンファイバー・ボディを纏ったこのクーペは、500台のみが生産される限定モデルなのだ。
ヴァルハラは、北欧神話において「戦死者の館」を意味し、9つの王国の1つであるアスガルドに建てられた巨大で荘重な宮殿。戦死者の魂は、北欧神話の主神、オーディンの命令により戦場で生きる者と死ぬ者を定める女性とその軍団であるヴァルキリーによって選別され、戦士の楽園とされるこの宮殿へと導かれる。
パーマーCEO ヴァルハラへの想い
車名の頭に “V” がつくアストンの伝統は、その系譜を1951年まで遡ることができる。当時生産されていたDB2のハイパフォーマンス・モデルに、ヴァンテージという名称がつけられたのがその始まり。ヴァンテージのエンブレムが実際の車両に装着されることはなかったが、その名称は後世へと受け継がれた。
最近発表されたヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトとともに、ヴァルハラは、70年の歴史を備えた誇り高い “V” ネーム戦略を継承し、ウルトラ・ハイパフォーマンスカーの1台として、力強い印象を与える。
アストン マーティン・ラゴンダのアンディ・パーマーCEOは、次のようにコメントしている。「アストン マーティンのモデル名は、常に多くの人々の注目を集めています。その理由は、モデル名にはそれを製作した人々の感情やストーリーが込められているからです。ヴァルキリーに続くアストン マーティン・ヴァルハラは、車名そのものが力強いメッセージを発信すると同時に、弊社の他のモデルとの明確な繋がりを示す必要がありました。北欧の神話には、AM-RB 003にふさわしい奥深いストーリーとメッセージが含まれています。先に発表されたヴァルキリーも、同様の理由で北欧神話から名称が採用されました。ヴァルハラを所有する幸運なオーナーは、この名称に込められた栄光の歴史に思いを馳せ、喜びに浸ることができると確信しています。アストン マーティン・ヴァルハラのコクピット以上に神聖な場所は、ほとんど存在しないでしょう」
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