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レクサスRC/RC FがAlways Onの思想の下、走行性能にさらなる磨きをかける

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レクサスRC/RC FがAlways Onの思想の下、走行性能にさらなる磨きをかける

 トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは2022年12月22日、旗艦クーペモデルのRCとRC Fの一部改良を行い、2023年1月9日に発売すると発表した。

車種展開および車両価格は以下の通り。

新型レクサスRXが市場デビュー。次世代レクサスの目指す走りやデザインを徹底追求

■RC

RC300:581万4000円

RC300・バージョンL:632万6000円

RC300・Fスポーツ:634万4000円

RC300h:626万2000円

RC300h・バージョンL:677万4000円

RC300h・Fスポーツ:679万2000円

RC350:662万9000円

RC350・バージョンL:714万1000円

RC350・Fスポーツ:735万2000円

■RC F

RC F:1058万円

RC F“Performance package”:1455万円

RC F“Carbon Exterior package”:1138万円

 今回の改良は、Always On思想による走りの深化やLexus Safety System+の機能拡充、マルチメディアシステムの使い勝手の向上などを果たしたことが特徴である。

 まず走行性能の面では、RCとRC Fともにホイールの締結にワッシャ付ハブボルトを採用し、締結力の強化とバネ下質量の低減を図ることで、より優れたハンドリング性能を実現。また、ハブボルト締結による高剛性化と乗り心地の良さという相互に両立しない要素を二律双生(YET)すべく、Toyota Technical Center Shimoyamaでの徹底した走り込みを行う中でアブソーバー特性やAVS(Adaptive Variable Suspension system)、EPS(Electric Power Steering)制御を最適化することで、操縦安定性と乗り心地を高次元で両立させる。さらに、RC Fはフロントとリアのボディ剛性のバランスを見直し、合わせてDレンジパドルシフト変速制御を改良することで、いっそう気持ちの良い走りを成し遂げた。

 ハブボルド化に即して、ホイールのデザインも刷新する。また、RCにはF SPORT専用ENKEI製ダークグレーメタリック塗装19インチアルミホイールを、RC FにはBBS製・切削光輝+マットブラック塗装・スパイラル10本スポーク19インチ鍛造アルミホイールやBBS製・スーパーグロスブラックメタリック塗装・10本メッシュスポーク19インチ鍛造アルミホイールを新たに設定した。

 Lexus Safety System+に関しては、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上によりプリクラッシュセーフティの対応領域を拡大し、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者、交差点右折前に前方から来る対向直進車、右左折時に前方から来る横断歩行者を検知可能とする。合わせて、ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援などの機能を追加した。また、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する高度運転支援機能「レーントレーシングアシスト(LTA)」の車線認識にAI技術を活用することで支援範囲を拡大し、よりスムーズで途切れにくい操舵支援を実現。さらに、自動車専用道路などにおいて設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」に、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速するカーブ速度抑制機能を導入する。カメラで主要な道路標識を読み取り、マルチインフォメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト(RSA)」を採用したこともトピックだ。

 マルチメディアシステムについては、直感的な操作が可能なタッチパネル式のディスプレイを配備し、ドライバーの操作性を向上。また、タッチパネル化に伴いインストルメントパネルアッパーのデザインを刷新し、サイドレジスターの形状をメーターや時計、エンジンスイッチなどと同様の丸型にすることで、統一したスポーティさを際立たせた。RC Fに関しては、ブレーキペダルを踏んで停車するとブレーキがかかったまま保持されるブレーキホールド機能付の電動パーキングブレーキを組み込み、ドライバーの負担を軽減している(RCには設定済)。

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、RC300hに2AR-FSE型2493cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力178ps/6000rpm、最大トルク22.5kg・m/4200~4800rpm)+1KM型モーター(最高出力105kW、最大トルク300Nm)+ニッケル水素電池+電気式無段変速機を、RC350に2GR-FKS型3456cc・V型6気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力318ps/6600rpm、最大トルク38.7kg・m/4800rpm)+8-Speed SPDS(電子制御8速AT)を、RC300に8AR-FTS型1998cc直列4気筒DOHC・D-4STガソリンターボエンジン(最高出力245ps/5200~5800rpm、最大トルク35.7kg・m/1650~4400rpm)+8-Speed SPDS(電子制御8速AT)を、RC Fに2UR-GSE型4968cc・V型8気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力481ps/7100rpm、最大トルク54.6kg・m/4800rpm)+8-Speed SPDS(電子制御8速AT)を採用している。

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みんなのコメント

2件
  • はあ これ買って乗る人はEg掛けた瞬間だけだろ
    市街地じゃアイドリングでもうるさいし
    やっぱりアメ車の一種だよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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