2月11日に新車STR14を発表したトロロッソ。トロロッソは、ホンダのパワーユニット(PU)を使う2年目のシーズンを迎えることになる。
今季から姉妹チームであるレッドブルも、ホンダ製PUを使うことになる。その結果、トロロッソにも”シナジー効果”がもたらされることになるという期待がある。
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レッドブルも同じホンダ製PUを使うことについて、トロロッソの副テクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは、次のようにチームのプレスリリースで語った。
「昨シーズン後半のホンダの開発には、非常に感銘を受けた。2019年には、レッドブル・レーシングもホンダパワーを使うことになる」
「デザインの面では、マシンのシステムの統合、PUの統合、そして冷却パッケージの統合に多くのリソースを割くことができた。内製部品と組み立てに関しては、レッドブル・レーシングがホンダ製PUを使うことになった相乗効果もあり、リソースを様々な業務に振り分けることができた。その結果、これまでリソースを割けなかった分野に注力することができ、その点ではメリットがあったと思う」
エギントンは、「マシンのレイアウトをデザインするプロセスについては、何も変わっていない」としながらも、「やるべきことが”少し”少なくなった」説明。その浮いたリソースを振り分けたことにより、「質量削減と空力開発の可能性」をチームにもたらしたと説明している。
またエギントンは、シャシー自体は「完全にトロロッソがデザインしたもの」としながらも、ギヤボックスやリヤサスペンションなどは、レッドブル・テクノロジー製であると認めている。
レッドブルとのシナジー効果は、ホンダ製PUのパフォーマンスアップにも繋がるのか? エギントンはそれを期待している。
「2018年の進歩に引き続き、2019年にもPUの強力な開発が続けられることを期待している。そして今では2チームがこのPUを使うことになるので、そういった可能性は高まっている」
「2チームが同じPUを使う上で主なメリットは、開発や最適化、そして問題解決をスピードアップさせるための多くのデータやフィードバックをホンダに提供できるということだ」
「これまでのやり方については、プロセスは非常に生産的であり、過度な妥協をせずとも、共通の解決策を見つけることができたと言うべきだろう。レッドブル・テクノロジーのリヤエンドを使うことで、いくつかの部分で課題解決が楽になる。しかしもちろん、克服すべき課題はまだある」
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