かつてベネトンやリジェなどで活躍したマーティン・ブランドルは、F1のグリッドウォークに参加する有名人たちには、F1に対するマナーと敬意が不足していると語った。
先日行なわれたF1アメリカGPの決勝スタート前、スカイF1の生中継に出演していたブランドルはグリッドを駆け回り、F1から招待された有名人のコメントを集めようと奔走していた。この企画は非常に高い人気を誇ってきたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、長く中止されていた。しかしアメリカGPではスターティンググリッドへのアクセス制限が緩和されたため、久々に復活することになった。
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この中継の中でブランドルは、アメリカの人気ラッパーであるメーガン・ザ・スタリオンに声をかけようとした。しかし彼女のボディガードはブランドルを押し除けた。
「彼女は幸せだと思うよ……ボス、大丈夫だよ」
押し除けられたブランドルはボディガードにそう語った後、ついにメーガン・ザ・スタリオンに声をかけることができた。そして「F1に関するラップはある?」と尋ねた。
これについてメーガン・ザ・スタリオンは「今日はラップはやらないの。ごめんなさいね……」と応じると、ブランドルは「誰を応援する?」と続けた。しかしこの質問は、別のボディガードによって封じられることになった。
そしてメーガン・ザ・スタリオンのスタッフはブランドルに対し「インタビューはできないことになっている」と語ったが、ブランドルは反撃。「私にはできるはずだ。これまでだってやってきたのだから」と語った。
このグリッド上で起きた”事件”は、ソーシャルメディア上で話題になった。ファンたちは、F1を応援したり、インタビューに応じるつもりがないのなら、有名人をF1に招待すべきではないと感じたのだ。
ブランドルも月曜日の午後に自身のツイッターを更新し、有名人に突撃するのに臆することはないとしながらも、グリッドに訪れる有名人やそのボディガードに、態度を変える必要があると語った。
「以前はグリッドでプレッシャーを感じていたものだ。皆さんがセナやプロスト、シューマッハー、マンセル、ピケ……そんな風に呼ぶ存在がいたためにね」
「初めてグリッドを訪れるボディガードの行為が、私を悩ませることはない。誰にも、すべき仕事はあるからね。でも、彼らは我々の仕事場では、いくらかマナーや尊敬を学ぶ必要があるかもしれない」
なおブランドルは、アメリカGPのグリッド上で、メーガン・ザ・スタリオンだけでなく、テニス界のスーパースターであるセリーナ・ウイリアムズにもインタビューを無視された。
数年前、ビーナス・ウイリアムズに無視されたブランドルは、今度はその妹に突撃したわけだが、見事返り討ちに遭った格好だ。
これについてブランドルは、次のように語った。
「ダブルフォルト(サーブを2回続けて失敗し、相手に得点を与えてしまうこと)だね。ダブルフォルトだ」
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