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『シトロエン・ベルランゴ』は2グレード展開。デビュー記念特別仕様車も設定し本格上陸

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『シトロエン・ベルランゴ』は2グレード展開。デビュー記念特別仕様車も設定し本格上陸

 2019年10月にオンライン先行予約車を導入し、その2回ともに約5時間半で完売する人気を集めたシトロエン流MPV『ベルランゴ』が、いよいよカタログモデルとなって本格上陸。先行発売モデルの“Début Edition”とほぼ同等となるメイングレードのSHINEに加え、あえて装備を一部省き、より道具感を強調したFEELの2グレードを設定。さらに特別仕様車としてSHINE XTR PACKも設定され、8月27日より予約受注が開始されている。

 初代モデルが登場した1996年以降、累積で330万台を超える販売台数を記録する『シトロエン・ベルランゴ』は、競合『ルノー・カングー』や兄弟車の『プジョー・リフター』などと並んで、欧州では“フルゴネット”と呼ばれるレジャーアクティビティビークルの市場を牽引してきた。

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 3代目にして日本市場初導入となる現行型は、PSA最新の“EMP2”プラットフォームを採用。シトロエンの最新デザインコードのひとつ、2段がまえのポジショニングライトとヘッドライト&フォグランプをラウンドしたノーズ部分に配し、衝撃からボディを保護する独自の“Airbump(エアバンプ)”がドア下部に配される。

 最大の特徴となるユーティリティ性能は全長4405mmの空間に独自の世界が構築され、2列目シートを倒した最大積載状態では2126リッターを誇るラゲッジに加え、広大な開口部とドア開閉時の省スペースが魅力の両側スライドドアを開ければ、2列目は同社の『C4スペースツアラー』同様、幅の等しい3座独立式を採用。このシートは個別に折畳みが可能となっており、座席にはそれぞれISOFIX(アイソフィックス)フックが装備されている。

 またシートそのものもファブリックを貼り込んだリラックス感あるリビングのようなインテリアが演出され、Magic Flat(マジック・フラット)と呼ばれる機能でワンタッチでフルフラット状態にすることが可能に。

 室内には合計28もの収納スペースが用意され、リフター同様にModutop(モデュトップ)と呼ばれるルーフ部分の収納スペースも設定。これらを合計して186リッターものストレージが用意されている。

 メイングレードのSHINEには、内部に12Vソケットを備えた収納付きセンターコンソールや、USB充電ポート付きの後席エアアウトレット、後席ウィンドウ用ロールアップブラインドに床下収納が。

 一方のFEELは、モデュトップやリヤのトップボックス、パノラミックルーフなどを廃して装備を簡略化するとともにセンターコンソールとリヤエアコンアウトレットなどを省略。リヤの3分割可倒シートを6:4分割可倒式とし、足回りは16インチスチールホイールにホイールキャップ仕様とするなど徹底的に使い込む道具感を優先した仕立てに。

 それでありながら、前車追従式の完全停止対応アクティブクルーズコントロールを筆頭に、アクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターシステムなどSHINE同等の最新安全運転支援機能(ADAS)を網羅する。

 さらに、カタログモデルの発売を記念して設定されたSHINE XTR PACKでは、マットオレンジのアクセントカラーをエアバンプ、ランプベゼルなどに配し、前後バンパーのアンダーガード風デコレーション、17インチ“PONTEVEDRA”アロイホイール、フロントドア専用XTRバッジを装備。インテリアではオレンジアクセントが入ったグリーンのダッシュボードとおなじく、オレンジアクセントの専用シート生地を採用した。

 パワートレインも全グレード、先進の1.5リッター直列4気筒ターボチャージャー付きクリーンディーゼルとなるDV5(130PS/300Nm)に、こちらも最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションのEAT8を組み合わせ、JC08モードで21.2km/L、WLTCモードで18.0km/Lの省燃費性能を誇る。

 ボディカラーにはサーブル、アクアグリーン、ブランパンキーズと先行展開同様の3色が用意され、ドアミラーは全車ブラックに。価格は312万~343万円(消費税込み)となり、10月1日から店頭での本格販売が開始される。詳細はシトロエンの公式ホームページ(https://web.citroen.jp/berlingo/)まで。

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