9月8日~9日に岡山国際サーキットで行われるスーパーフォーミュラ第6戦。その予選Q3で初めてオーバーテイクボタンの使用が認められることになり、コースレコードの更新が大きく期待されている。
これまで、オーバーテイクボタンの使用は基本的に決勝日のみとされていた。このオーバーテイクボタン発動時には燃料の流量がアップし、エンジンパワーが20秒間アップする。これを決勝レースでは1台あたり5回使用できることになっている。
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それが今回の岡山大会のみ、新たな試みとして予選Q3で2回使用できることになった。同一ラップでの使用も可能で、1回あたり平均して0.3秒ほど未使用時と比べてラップタイムが上がると言われている。
さらに、今年は全戦2スペックタイヤ制が導入されており、岡山では初めてソフトタイヤが登場。ミディアムタイヤと比べても約1秒程度のタイム向上が見込めるため、当日のコンディションなどすべての条件が整えば、1994年のF1パシフィックGPでアイルトン・セナ がマークした1分10秒218のコースレコードを24年ぶりに更新するのではないかと言われている。
このオーバーテイクボタンのシステムに関しては車両がSF19に変わる2019年以降も導入されることが決定。第5戦もてぎの金曜専有走行では、こちらも新たな試みとして、オーバーテイクボタンの使用残り可能数を表示するLEDライトに、今までとは異なる色を採用。トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)とナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)のマシンに装着し、その視認性を確認するテストも行なっていた。
今回のように予選Q3でのオーバーテイクボタン使用というルールに関しては来シーズンを通して導入するかどうかについて、シリーズを統括する日本レースプロモーション(JRP)は、「議論はしていますが、現段階では(予選での導入に関して)何も決まっていません」と回答した。
まずは、予選初導入となる今回の岡山大会。どんな予選Q3のバトルが展開されるのか、注目だ。ただ、天気予報は今のところ生憎の雨。願わくばドライコンディションでも、最速のスーパーフォーミュラを見たいところである。
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