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アプリリア、『RS 125』をはじめ125ccのバイク4種を一挙モデルチェンジ。日本国内の導入は未定

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アプリリア、『RS 125』をはじめ125ccのバイク4種を一挙モデルチェンジ。日本国内の導入は未定

 ピアッジオグループジャパンは、イタリア・ミラノにて11月7~10日に開催されたEICMA 2024(ミラノショー)でさまざまな新型モデルをお披露目した。小排気量モデルには『RS 125』、『Tuono 125』、『SX 125』、『RX 125』と4種を発表した。

 『RS 125』と『Tuono 125』は、125ccのバイクを製造するアプリリアの伝統を受け継ぐ最新のモデルだ。優れたシャシー構造、エッジの効いたデザイン、パワフルなエンジンを搭載。この2種を含む125ccのバイクにおけるラインアップが全面的に見直され、装備の改善や安全性、品質の面で大幅に向上した。

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 『RS 125』、『Tuono 125』におけるフロントエンドのデザインは、象徴的なトリプルフロントライトが強調するアグレッシブで独創的な外観を持ち、人気を博する『RS 660』と『Tuono 660』のデザインからインスピレーションを得ている。フルLEDの照明システムは、フロントインジケーターがヘッドライトに組み込まれ、LCDメーターには燃料レベルインジケーター、消費量や平均消費量、残りの燃料自給自足時間、役立つトリップ情報など豊富に表示される。

 安全性の面でも見直しが図られており、解除も可能な新しいトラクションコントロール、緊急ブレーキ時の転倒防止システムを装備。前後の車輪がグリップを失うことがなくなり、あらゆる状況においてもコーナリング時に安定性と路面保持が向上を目指している。また、14.5リットルの燃料タンクを備え、空冷4ストローク単気筒エンジンも改良され、15hp(11kW)/10,500rpm、11.5Nm/8,500rpmを発揮する。

 カラー展開は『RS 125』には、エレガントな白とより大胆な赤の見事な組み合わせが特徴の『キングスネイク・ホワイト』、濃い黒の色合いが支配的なグラフィックの『シアニード・イエロー』と新しいカラーバリエーションを用意。『Tuono 125』には黄色と黒の組み合わせが特徴の『ヴァイパー・イエロー』と、大胆なマットグレーと赤の『マンバ・グレー』とふたつの新しいカラーバリエーションが揃えられた。

 そして『SX 125』と『RX 125』は、豊かなオフロードレースの伝統が長年にわたって築き上げられ、近年ではアフリカ・エコ・レースでのトゥアレグのスリリングな勝利によって確固たるものとなった高い評判を受け継ぐモデル。『SX 125』はEuro5+の基準に準拠した125ccのエンジンを搭載し、クラス最高の出力を発揮する。

 『RX 125』は、典型的なオフロードサイズのホイールであるフロントは21インチ、リヤは18インチとノブ付きのタイヤを装着し、様々な地形でも厳しいパフォーマンスと絶対的なコントロールを実現。この2種のモデルも空冷4ストローク単気筒エンジンが微調整され、15hp(11kW)/10,500rpm、11.5Nm/8,500rpmを発揮する。

 オフロードバイクの最新トレンドを反映し、さらに高度なスタイルで注目を集めている『SX 125』と『RX 125』は、ボディパネルが完全に再設計された。フロントからリヤまでシームレスに伸び、双方のモデルに洗練された合理化された外観を与える。マットブラックのカバーが付いた新しい排気管によってさらに強化され、高品質の仕上げをそのままに、フレームやエンジン、スイングアーム、ホイール、ダブルセクションのアルミハンドルバーはすべて魅力的なグロスブラックな仕上がりに。

 そんな『SX 125』と『RX 125』には、ふたつの新しいカラーバリエーションを用意。オリジナルの『クボゾア・ホワイト』は、白いボディに紫のグラフィックと赤のディテールが特徴となっており、『バラナス・ブラック』は黒と赤が組み合わさってクラシックなアプリリア・レーシング仕様を実現している。

 また、この4種に併せてアドベンチャースクーターの『アプリリアSR GT』もミラノショーでお披露目された。ユーロ5+エンジンに最新のパーツを備え、スポーティさを際立たせる新しいカラーリングが登場。ロングトラベルサスペンションを装備し、新たな印象を与えるモデルとなっているようだ。

 いずれも価格や発売時期、日本国内への導入時期についての発表はまだ未定だ。今後、日本での発売など新たな情報が解禁されることを期待したい。

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