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Team LeMans with OIRC、片山義章を起用し2022年FRJにフル参戦。本山哲も協力

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Team LeMans with OIRC、片山義章を起用し2022年FRJにフル参戦。本山哲も協力

 チームルマンは3月12日、新たな若手ドライバー育成プログラムの一環として、岡山国際サーキットの協力のもと、片山義章を起用して2022年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)に『Team LeMans with OIRC』としてフル参戦することを発表した。

 F1を頂点とした世界的なフォーミュラカテゴリー再編の流れをうけ、2020年からスタートしたFRJは、童夢F111/3シャシーを使用し、アルファロメオエンジンを搭載して争われている。初年度となる2020年シーズンは阪口晴南が、開催2年目となった2021年シーズンは古谷悠河がシリーズタイトルを獲得している。

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 そんなFRJに、新たに名門チームルマンが新たな若手ドライバー育成プログラムの一環として、岡山国際サーキットの協力のもと『Team LeMans with OIRC』として、2021年のFRJで開幕3連勝を飾った片山を起用し参戦することになった。

 なお、チームルマンはスーパーGT GT300クラスに『MOTOYAMA Racing with Team LeMans』として参戦しており、同チームでドライバー/ゼネラルマネージャーを務める本山も今回の若手育成プロジェクトに積極的に関与していくという。

 ドライバーに起用された片山は「一昨年までF3選手権に参戦し、昨年からスーパーGTに参戦していますが、やはりフォーミュラカーのシビアな挙動に慣れておくことは、自分自身のセンサーを磨くうえで大切なことだと思い参戦を決意しました」と語った。

「FRJはスポット参戦した昨年の開幕戦で3連勝できましたが、今シーズンは全戦全勝し、プロドライバーとしての第一歩を踏み出したいと思っています」

 そして“プロジェクトリーダー”本山は「今回の若手育成プロジェクトは、自分がカートから4輪レースの世界へ入ったときのことを思い出しながら、若いカートドライバーが初めてフォーミュラカーに乗る際のアドバイスをし、コーチングを通じて、人間育成を含めたプロドライバーへのステップアップへのお手伝いができればと思っています。より多くの方々にモータースポーツの世界へ足を踏み入れて頂けたら幸いです」と述べている。

 また、チームルマンの代表取締役を務める太田雅文も以下のようにコメントを寄せた。

「日本のレース界のトップカテゴリーで実績を持つチームルマンですが、やはり将来の日本のモータースポーツ界を考えたときに、若手育成という大切なテーマを見過ごすわけにはいきません。若手ドライバーの育成とともに、次世代のメカニックやエンジニアの成長もテーマにしています。FRJに挑戦したい若手ドライバーも募集しますので是非ご応募ください」

“カートからFIA-F4、そしてFRJやTCRジャパンといったカテゴリーを通じ、岡山国際サーキットをはじめ、GOLDEX本庄モーターパーク、サーキット秋ヶ瀬といった各協賛サーキットを中心に、独自のドライバー育成プログラムを組み、日本のレース界に新たなスターを生み出す”ことを目標に実施される今回のチームルマンの若手育成プロジェクト。新たな次世代スターの誕生に期待したい。

■Team LeMans with OIRC フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ参戦体制
チーム代表:古場博之
チームマネージャー:数山真也
ドライバー:片山義章
チーフエンジニア:小堀顕

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