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マシン大変更のレッドブルに死角なし? 後続に大差つけるトップタイムをマーク。発表会では隠された秘密も明らかに|F1バーレーンテスト初日午前

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マシン大変更のレッドブルに死角なし? 後続に大差つけるトップタイムをマーク。発表会では隠された秘密も明らかに|F1バーレーンテスト初日午前

 2024年のF1シーズンを占うプレシーズンテストが、バーレーン・インターナショナル・サーキットでスタート。初日午前のセッションでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

 近年のF1マシンの信頼性は実に高く、各車ともシェイクダウンのみを終えただけで持ち込まれたにもかかわらず、テスト開始と同時に走行をスタート。精力的に周回を重ね始めた。

■ついに明らかとなったレッドブルRB20の本当の姿。極小の開口部、コックピット後方にはふたつの穴

 ベールに包まれていたレッドブルRB20のサイドポンツーンの姿が明らかになったというのも、このセッションのトピックだったと言えよう。

 発表会の段階では、サイドポンツーン前端の開口部がどのように開けられているのか不明だった。しかしこの日撮影された写真を見ると、噂されていた縦方向の開口部だけでなく、横方向にも薄い開口部が設けられたのが確認できた。また、ヘイローの付け根の部分内側、エンジンカウルの砲塔のような部分の前端にも、開口部が存在しているようだ。

 そんな大胆なデザイン変更を加えたレッドブルだが、走行は至って順調。最速タイム1分32秒548を叩き出しつつ、周回数も66周と全体2番目となる距離を走った。

 フェラーリも順調な走り出しを見せ、64周を走破。タイムは2番手だったが、レッドブルには約0.7秒の差をつけられた。

 昨年躍進を果たしたアストンマーティンは、フェルナンド・アロンソが走行を担当。3番手タイムを記録しつつ、全車中最多の77周を走った。

 マクラーレンはこのセッションでオスカー・ピアストリがステアリングを握ったが、開始当初はなかなか周回を重ねられなかった。ただセッション開始から2時間が経過しようとするところでようやくタイムを計測すると、その後は順調に周回。タイムシートの順位もどんどん上げていき、最終的には4番手で初日午前の走行を終えている。

 これに続いたのが、ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅で、周回数も64周と順調。空気の流れを可視化するフロービズペイントを車体全体に塗るシーンもあった。

 ジョージ・ラッセルがドライブしたメルセデスは、なかなかペースが上がらず。終盤にはペースを上げたが周回数は10台中9番目となる48周にとどまった。完全に順調とは言えないように見える。

 またウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、残り30分を切ったところで突如パワーダウン。アルボンは再始動を試みたがこれは叶わず、結局ここで走行を終えることになってしまった。トラブルの原因は明らかになっていない。

F1バーレーンテスト初日午前タイム結果

1. フェルスタッペン(レッドブル)1'32''548 66周
2. ルクレール(フェラーリ)1'33''237 63周
3. アロンソ(アストンマーティン)1'33''385 77周
4. ピアストリ(マクラーレン)1'33''658 55周
5. 角田(RB)1'34''136 64周
6. ラッセル(メルセデス)1'34''230 46周
7. ボッタス(ステークF1)1'34''431 67周
8. アルボン(ウイリアムズ)1'34''587 40周
9. オコン(アルピーヌ)1'34''677 60周
10. マグヌッセン(ハース)1'35''692 65周

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