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航続距離なんと593km! 「メルセデス・ベンツEQS SUV」発売、初のEV専用プラットフォームによる一台

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航続距離なんと593km! 「メルセデス・ベンツEQS SUV」発売、初のEV専用プラットフォームによる一台

大人7名がゆったりと快適に過ごすことができる質感高い室内空間。外部給電器としても利用可能なラグジュアリーSUV電気自動車

メルセデス・ベンツ日本は、 メルセデス・ベンツのラグジュアリーSUV電気自動車「メルセデス・ベンツEQS SUV」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、2023年5月29日(月)より発売する。EQS SUVは、メルセデス・ベンツが長年培ってきたラグジュアリーと快適性の理想を実現した電気自動車EQSに、大人7人が快適に過ごすことができる質感が高い室内空間と、SUVならではの使い勝手の良さを加えたモデル。

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電気自動車専用のプラットフォームに、電気自動車ならではのパッケージの有用性を活かしたエクステリアデザインでは、SUVでありながらCd値0.26という空力における機能性も兼ね備えた美しさを表現。NVH(騒音、振動、ハーシュネス)対策も徹底的に行い、高い静粛性を実現している。

また、HEPAフィルターを採用した 空気清浄システムにより、室内の空気はクリーンに保たれるほか、EQS SUVは2つの永久磁石モーターを備えた4輪駆動モデルで、不整地や滑りやすい路面を走る際に活躍するOFFROADモードを標準装備している。

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機能性やエアロダイナミクスに対する厳しい要求を満たす「目的に沿ったデザイン」には、ゆったりとした面の構成、継ぎ目の少なさ、そしてシームレスデザインといった「センシュアル・ピュリティ (Sensual Purity。官能的純粋)」の思想が反映されている。フロントフェイスは「ブラックパネル」ユニットに統合されており、ライトバンドでつながっている左右のヘッドライトと、ディープブラックのフロントグリルによって、フロントフェイスが形成された。EQSセダンのデイタイムランニングライトは3つの光の点が特徴的だが、EQS SUVでは3つの小さな三角形となっている。

もう1つの特徴として、バックライト付きの光モジュールの表面構造が挙げられる。ブラックパネルユニットは外観上のデザインだけではなく、裏側に備わる超音波 センサーやカメラ、レーダーなど、運転支援システムのさまざまなセンサーのカバーとしての機能性も備えているのだ。




また、立体的なスリーポインテッドスターをあしらった「ブラックパネル」グリルを標準装備。 シームレスデザインが特に際立つフロント部分は、パネルの継ぎ目が描く線が少なく、オーバーラップ型のボンネットを採用した。ボンネットのパワードームは、EQS SUVのダイナミズムを強調している。

EQS SUVのサイドビューを際立たせるダイナミックなシルエットは、優れたエアロダイナミクスを備えている。丸みを帯びたフロントエンドから立ち上がり、緩やかな傾斜を持つAピラーとルーフの輪郭を躍動的に流れ、リアスポイラーへ至る。ブラックのリアスポイラーは、横から見た際に車高を低く見せる効果がある。

Cピラーは後方に配置されており、室内空間の広さを示しています。サイドウインドウのまわりには、立体的なクロームストリップがあしらわれている。ホイールは20~21インチと大径で、筋肉を思わせるショルダー部とともに、EQS SUVにスポーティでたくましい印象を与えている。




 

なお、ホイールはエアロダイナミクスの面で高度に最適化されており、空力特性の効率向上に寄与している。ドアミラーは、エアロダイナミクスとエアロアコースティスク(空気音響学特性)を 高める観点から、ベルトラインに配置。SUV特有のホイールアーチライナーやランニングボード上部をブラックにすることで、車体のボリューム感を軽減させる効果をもたらしている。

リアデザインでは、LEDリアコンビネーションランプの内部は、曲線的な螺旋構造となっており、立体的に映るような工夫が施されている。フロントと同じくリアにも連続したライトバンド(光の帯)が設けられ、メルセデスEQモデルであることを強調している。

2列目シートは、前後130mmの電動スライド機能を標準装備しており、ゆったりしたスペースを確保しているほか、バックレストは電動リクライニング機能を備えた(前へ14度、後ろへ4度)。なお、これら調整機能のスイッチは左右のドアに配置されている。2列目シートのバックレストは40:20:40分割可倒式。

2列目シートが電動調整式を標準装備としていることから、ラゲッジルームは645Lから最大880Lまで無段階に拡張できる。このため、乗員5人の場合でも、ゴルフバッグを4つまで積み込むことができる。また、2列目シートを倒すと最大2,100Lと、余裕の積載空間が生まれる(2列目シートより後ろで最大800L、2列目シートを倒すと2,020L)。また、7座席全てを使用する場合でも、 3列目シート後方に195Lのスペースができる。




コックピットの機能と操作は基本的にSクラスと同様だが、電気自動車ならではのアレンジが各部に施されている。グラフィックはすべてブルーのカラーテーマで デザインし、2つの円形メーターを映し出すクラシックなスタイルを採用。走行に関係するインフォメーションは2つのメーターの間に表示される。 ディスプレイの表示は複数のスタイルからカスタマイズすることが可能だ

スタイルは、スポーティ、クラシック、ジェントル、ナビ、アシスト、サービス、オフロードの7つを用意。 「スポーティ」は、立体的なパフォーマンスバーを採用し、走行状態(加速、減速、充電など)をエモーショナルに、そしてわかりやすく表示。「Gフォースパック」は加速度の変化に応じて円盤が空間内を移動する。

「ジェントル」モードは、室内に静寂な雰囲気を演出する狙いから、表示内容をできるかぎり絞り込み、7つのスクリーンカラーテーマに応じてアンビエントライトの色合いの変化にもマッチ。「アシスト」モードでは、車線変更や車間距離制御、標識などのインフラストラクチャー、検知した物体の識別(自動車、オートバイ、トラックなど)を表示する。ナビゲーションの表示では視線移動が大幅に削減できるので、疲労が軽減されるとともにリラックスした運転が可能となる。




 

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みんなのコメント

11件
  • でもお高いんでしょ?
  • スマフォの連続待受時間 593時間といっしょで、実使用ではその半分も連続走行できないのでは?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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