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紳士淑女は何を選ぶ? 英国で最も売れているクルマ トップ10 2022年1~7月

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紳士淑女は何を選ぶ? 英国で最も売れているクルマ トップ10 2022年1~7月

2022年1~7月の累計販売台数トップ10 英国

半導体不足や生産制限などさまざまな問題を抱える2022年の自動車業界。電動化に大きく舵を切った英国では、今どんなクルマが売れているのか。1月から7月までの累計販売台数のトップ10を見てみよう。

【画像】英国でいま一番売れているクルマは?【上位5車種を写真で見る】 全87枚

SMMT(英国自動車工業会)の新車登録台数データから、英国の紳士淑女の心と財布を掴んでいる車種がわかる。やはりと言うべきか、ハイブリッドやEVなど電動パワートレインを設定し、かつ比較的安価なものが支持されているようだ。

ちなみに、昨年トップに立ったのはヴォグゾール(オペルの英国版)が販売する小型車コルサだ。部品不足やパンデミックなどの問題は、年を追うごとに緩和されていくと思われるが、メーカーにとっては依然として大きな足かせとなっている。それがトップ10のクルマにどう影響するかはまだわからないが、7月末の時点で、コルサは再び首位に立ったのである。

1. ヴォグゾール・コルサ(今年これまでに2万4333台販売)

コルサが英国で成功している要因としては、PSAグループが開発した新しいシャシーの効果と、ガソリン、ディーゼル、EVと複数のパワートレインが用意されていることが挙げられる。昨年は年間販売台数トップに躍り出て、今年も今のところ1位を堅持している。快進撃は続きそうだ。

2. フォード・プーマ(2万6台)

欧州フォードの人気コンパクトクロスオーバー、プーマ。今月も好調で、2か月連続で国内2位をキープ。ドライビング・ダイナミクスと絶妙な価格設定がウケているようだ。上級志向のヴィニャーレ仕様と高性能のST仕様も追加され、ラインナップが充実している。

3. 日産キャシュカイ(1万9097台)

かつて「デュアリス」の名で日本でも販売されていたコンパクトクロスオーバー。欧州で独自の進化を遂げ、英国では日産のベストセラー車となっている。ハイブリッドの「eパワー」が新たに導入され、電動化への第一歩として、人気をさらに高めるに違いない。

4. ミニ 3ドア/5ドア(1万8951台)

2013年にデビューした第3世代ミニは、モデルとしては古くなっているものの、相変わらずの人気を誇っている。2021年には、フォルクスワーゲン・ポロやトヨタ・ヤリスなどのライバルを抑えて3位にランクインした。

ガソリン車、EV、コンバーチブル、ジョン・クーパー・ワークスといった多彩なラインナップを持つミニは、ドライバビリティと可愛らしいルックスで高い支持を得ている。第4世代の新型ミニは、2023年に登場する予定だ。

5. キア・スポーテージ(1万8206台)

ヒョンデ傘下のキアは、欧州で着々と勢力図を拡大している。クロスオーバーのスポーテージは、フルモデルチェンジして5代目に生まれ変わったばかりのニューモデルだ。人目を引くデザイン、トレンドに乗ったパワートレイン、そして高いコストパフォーマンスにより、大ヒット商品となっている。

6. ヒョンデ・ツーソン(1万7173台)

昨年から英国販売ランキングトップ10の常連となっているヒョンデ・ツーソン。2021年にリニューアルされた際、ユニークなライトデザインが特徴の新しいフロントエンドが採用されている。

7. キア・ニロ(1万5527台)

キアのコンパクトクロスオーバー、ニロも変わらず上位をキープ。今春にデビューしたばかりの新型は、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッド、そしてEVが用意され、電動モデルへの乗り換えポイントとして注目度の高い選択肢となった。キア独自の個性的なスタイリングも、今のところは成功していると言える。

8. フォルクスワーゲン・ゴルフ(1万5343台)

説明不要の人気ハッチバック、フォルクスワーゲン・ゴルフ。8 代目となる現行モデルも、英国で同社のベストセラーの座についている。ICE車、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドを展開し、高性能モデルとしてゴルフGTEからゴルフRも導入。選択肢は多岐にわたる。

9. フォード・クーガ(1万5055台)

フォードの人気車種としては、これまでフィエスタがプーマに次ぐ2番手とされてきたが、今回は中型SUVのクーガがランクイン。日産キャシュカイ、フォルクスワーゲン・ティグアン、プジョー3008がリードしている混戦のSUVセグメントに、米国ブランドが食い込んだ。2020年にアップデートされ、デザインがソフトになったほか、より広い室内と経済的なプラグインハイブリッドが導入された。

10. トヨタ・ヤリス(1万3027台)

トヨタ・ヤリスは、4代目となった今も英国や欧州で人気を博している。クロスオーバーやSUVがスポットライトを独占し、欧州ブランドの強豪がひしめき合う中、5ドアのハッチバックとして大いに健闘していると言えるだろう。中でもGRヤリスは、英AUTOCAR編集部がこれまで試乗した中で最も優れたクルマの1つである。

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